おとな女子登山部レポート樹氷を楽しむ♪三峰山
- 投稿者
- あやや(おとな女子登山部)
- 日程
- 2018年01月28日 (日)~2018年01月28日 (日)
- メンバー
- その他1名
- 天候
- 曇り後雪
- コースタイム
- みつえ青少年旅行村(30)不動滝(70)造林小屋(25)三峰山頂上(5)八丁平(40)新道峠(30)林道(30)みつえ青少年旅行村
※約11㌔
- コース状況
- ・寒波直後で綺麗に樹氷が出来ていました。
・軽アイゼン(出来れば6本爪以上)必携です。
・標識、ピンクリボンが等間隔にあり迷い易い場所はありません。
※但し八丁平近辺は悪天候時は注意が必要です。
・八丁平近辺は大きく緩やかな斜面が多く、ソリで遊んでいる方もいました。
・念の為ワカンを持参しましたが、しっかりとトレースがあり必要ありませんでした。
《お手洗い情報》
・みつえ青少年旅行村(水洗/ペーパー有)
・不動滝手前(不明)
- 難易度
感想コメント
久し振りに少し遠出して山へ行って来ました。
三重県松阪市と奈良県御杖村にまたがる、300名山にも数えられる三峰山。
お隣りには「関西のマッターホルン」と呼ばれる高見山があり、関西で樹氷を楽しむ事が出来る数少ない場所です。
高見山には何度か行っていたのですが、三峰山は初めてです。
アクセスは土日限定の奈良交通バスで、近鉄・榛原駅⇔三峰山登山口まで迷わず楽々移動が可能です。
寒波直後という事もあり、1日に2本しかないバスは大勢の登山客で賑わっていました。
1時間ちょっとの移動時間中に車内で登山届の記入も行う事が出来ます。
登山口のみつえ青少年旅行村では屋根付きの休憩スペースがあり、そこで装備を整えます。
たき火があるのですが、あまり近くに寄ると動きたくなくなるので注意です笑。
女性用のお手洗いはバスが到着してすぐに長蛇の列になりますので、少し余裕があれば登山口から30分程のお手洗いを利用するのも手です。
まずは川沿いに緩やかに上っていきます。
道幅が広いのでお喋りしやすい。
最初の見所は「不動の滝。」水量が多いので水は流れていますが周りは氷瀑ばりにガチガチに固まっていて見応え十分です。
そこから徐々に急こう配が続きますが九十九折で歩きやすいのでペースを乱さずに。
丁度お腹が空いてきた頃造林小屋(避難小屋)に到着です。
中は人でごった替えしており、ようやく空いた席でサーモスのお湯を更にバーナーで沸かしアツアツのドリンク&おしるこを頂きました。
この季節は何より暖かいものが有難いです。少し重たいですが持って来て良かったです。
ランチをしてから、ようやく三峰山頂へ。
時間にして20分程ですが、細い道が続くので渋滞が起こっていました。
12:00を境に降雪も始まりより一層寒さが増します。
しかしながらこの近辺から真っ白い樹氷がお出迎えしてくれるので写真を撮りながら時間を忘れて歩くことが出来ました。
山頂は少し開けており、標識の前はこれまた記念撮影をする為の列が出来ていました。
頂上付近の雪は「キュッキュ」と良い音がして、ふわふわで、雪だるまを作ろうとしてもなかなか丸められないくらい良い状態でした。
今日は風もなく比較的穏やかで過ごしやすいのか山頂でごはんを食べている方も沢山いらっしゃいました。
つじまいにおすすめしてもらった八丁平まで移動し、眼下にそびえる三重県・松阪市の集落と、彼方にある大台の峰々の眺望を楽しみました。
雪がどっさり積もったシロツツジがしなりながらも折れずに雪を被っていました。
まるでトンネルのようになっている箇所も有り、高見山とはまた違った魅力があります。
帰りはややコースタイムは長いですが新道ルートで下山。
途中、高見山が望めるビューポイントがありますがガスで全く見えず。
最後はかなり雪が強くなり寒かったですが楽しさの方が勝りました。
帰りの榛原行きのバスは15:00と16:00の2本で時間きっかり出発、という訳ではなく大型バス(立ち席なし)が満席になったら出発するスタイルでした。
到着したのが15:01と、「ギリギリ乗れないな~」と思っていましたが、上記のような感じでしたので16:00まで待つことなく、15:20にみつえ村を出発しました。
晴れれば真っ青の空に白く輝く樹氷が楽しめます。
期間限定の景色を是非皆さんもご堪能下さい!!
■本日の服装
上:アクティブスキン 260ウェイトウール R2 アルパインJKT
下:アクティブスキンタイツ オールシーズン用パンツ ゲイター
装備:6本爪アイゼン以上をお勧めします。
※4本爪の方もいらっしゃいましたが、やや歩き難そうでした。
■気温
9:45 みつえ村(2℃) 12:00以降は終始0℃