五頭山・オッタテ尾根 | 登山レポート | おとな女子登山部 | 登山用品・アウトドア用品の専門店 好日山荘

おとな女子登山部レポート五頭山・オッタテ尾根

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投稿者
るんちゃん(おとな女子登山部)
日程
2018年02月02日 (金)~2018年02月02日 (金)
メンバー
単独
天候
晴れ
コースタイム
菱ヶ岳駐車場(10分)橋分岐(10分)渡渉点(45分)ロープのある急登450m付近(80分)ナイフリッジ(120分)縦走路合流点(70分)三叉路(10分)五頭山(30分)三ノ峰避難小屋(70分)駐車場
コース状況
・駐車場から2本目の橋の右の道が分岐となり(安野川の左岸)、堰堤のすぐ上流を渡渉して右岸の尾根に取り付きます。

・450m付近の急登が核心。ラッセルしながらの登りは滑落しないよう常に注意が必要。枝や埋まってるロープを駆使すれば登れます。
難易度
Google Map

感想コメント

 五頭山の冬季プチバリエーションルート・オッタテ尾根を登ってきました。天気が良かったので道迷いもなく無事歩けましたが、トレースが無かったり雪が深いと、短い割に少し緊張を強いられるコースだと思います。

 駐車場からどんぐりの森へ向かういつもの橋を渡らずに進路を右へ、未知の方向へ足を向けると、佐藤ガイドが数日前に付けたと思われる僅かなトレースが。それを頼りに沢の左岸をどんどん下って行きます。最初の核心、渡渉点を見極め対岸の尾根に取り付く第一関門は思ったより早くクリアできました。尾根さえ捉えられれば一安心。しかしこれがまた急で雪は膝くらい。ラッセルに喘いでなかなか進めませんでした。いくつかの小さなピークを越えると、今度は一際急な峰が目の前に立ちはだかりました。標高は450m手前。ここが第2の核心だと確信しました。

 気を抜くと滑落しそうな斜面、ふと振り替えると後ろから単独男性が登ってきました。どこかで見たことある顔。お互いあっ!と顔を見合せ「好日山荘のこんちゃんですか?」「いえ、るんちゃんです。」必死な場面でふっと笑いが漏れました。その方は久々に会ったお店のお客様でした。そこから先は先行してもらいましたが急で滑り易いのは変わらず。木や埋まっていたロープにしがみつきながら何とか登り切りました。

 広い尾根に出て緩やかな木々の間を縫っていくと視界が開け、これから辿る道筋と五頭山~菱ヶ岳の縦走路がようやく見えてきました。リッジ状の尾根を渡るとまた急登、日が出て雪面がクラスト状になり先程より足を踏み出しやすくなっていました。気が付くと左手にはなじみの三ノ峰コース、多くの人が登っているのが見えました。三ノ峰と二ノ峰の鞍部からは真っ白な朳差の鉾立峰が。初めて見る貴重なアングルでした。
 
 空が一層青くなった頃、ようやく縦走路に合流。東側が一気に開け、飯豊連峰の銀嶺が待っていました。何度見ても惚れ惚れする光景です。今日は進路を北にとり五頭山へ。うねるような雪庇の脇を新しいトレースを付けながら歩くのはとても爽快でした。ここから見る一ノ峰は特に印象的で、ふんわりと白く、群青の背景がそれをより引き立たせていて、歩きながら釘付けになっていました。どんぐりの森から上がって五頭山へ行かれる方は、ぜひ三叉路を右、菱方面へ少し下ってみてください。天気の良い日に輝く一ノ峰を仰ぎ見てみるのもおすすめです。

フォトギャラリー

縦走路から真っ白な飯豊連峰。

橋の分岐。わずかにトレースが。ノートレース・ノーライフ。

小心者は渡渉があるとビビる。

そして尾根の取付き、いきなり急で心臓バクバク。

ここが私的核心。ラッセルしながらの急登。

急すぎて必死なのに写真だと伝わらない。

見晴らしの良い場所。前方のピークはまた急だ。

ナイフリッジは踏み出せば楽しい。

急登が続く。ここでスノーシューあるある。リフター上げ忘れて登りで足がつりそうになる。

縦走路が正面に見えてきた。

三ノ峰山頂に人発見。お~ぅい。

霧氷がキラキラ。

縦走路に出た。風が強い。雪庇がなめらか美味しそう。

彼方の東港。今日は凪でしょうか。

歩く場所注意。

菱ヶ岳。周回したら日が暮れそう。

左・一ノ峰、右・三叉路のピーク。1000m以下とは思えない雪景色。

トレースつけるの愉快よのう。

迫り来る一ノ峰。空が群青。圧巻。

三ノ峰からオッタテ尾根遠望。ここから見ると明瞭な尾根です。

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