おとな女子登山部レポート山の秘湯「日光澤温泉」と鬼怒沼湿原
- 投稿者
- なみへ~(おとな女子登山部)
- 日程
- 2019年05月28日 (火)~2019年05月29日 (水)
- メンバー
- 友人1名
- 天候
- くもり
- コースタイム
- 1日目:女夫渕駐車場-100分-日光澤温泉
2日目:日光澤温泉-30分-オロオソロシの滝展望台-120分-鬼怒沼湿原-110分-日光澤温泉-100分-女夫渕駐車場
- コース状況
- 日光澤温泉までの道は歩きやすいハイキング道です、両サイドの落石に注意してください。
日光澤温泉から鬼怒沼まではピンクテープを確認しながらすすみます。
標高1800m付近から雪がありますが、アイゼン等は不要でした。
スノーブリッジを踏みぬくと川になっており歩きづらいです。巻いたり、やぶこぎをしながらすすみました。雪が解けるまでは足元に気をとられると道迷いの可能性もありますので十分注意してください。湿原から先のマーキングはないそうです。
- 難易度
感想コメント
梅雨が近いからあまり雨の影響の少なそうな場所へ、でも温泉はしっかり入りたい!
そんな妄想から日光、奥鬼怒にある日光澤温泉と鬼怒沼湿原へ
初日は宿までのアプローチのみ、1泊して翌日湿原へ行くことに。
予想通り天気はあまりよくないが雨の前までに宿にはつきそうだった。
相変わらず、高速道路のマシンガントークは炸裂で今回も道を間違え高速を早めに降りてしまったが特に影響はなかった。
奥鬼怒方面へは日光の観光名所が連なる場所を巻いて山側からのアクセスになる。
日光のの有名な観光名所に寄り道したかったが、日光江戸村か東部ワールドスクエア位だった。。
女夫渕駐車場は30台ほどとめれる、平日でも3分の1ほど埋まっている。
八丁の湯と加仁湯の送迎バスが待機していた。私たちはその奥の宿なので歩いてアクセス。
駐車場の先に右側にしっかりした階段があり、そこがスタート。
河原沿いに歩いていくのだが、両サイド崩落個所が多数ある。
いつ崩れてもおかしくないので、休憩の際などは周辺に注意が必要。
のんびり歩いて一番奥の日光澤温泉へ、八丁の湯は大きなログハウス、加仁湯は温泉宿のような景観。日光澤温泉は雰囲気のある古い建物、入口に柴犬が寝ていた。(さんぼちゃん)
部屋は旅館のようでこたつがあり、布団や浴衣お茶菓子までついている。
お風呂は内風呂(入れ替え制)と混浴露店が2種類(時間で女性タイムあり)白濁の源泉かけ流し
食事は食堂で岩魚の塩焼きや山菜きのこなどがお膳にたっぷりのせられていた。
岩魚の骨酒を注文、食事後は囲炉裏を囲んで他の宿泊客の方と交流。
宿の方は、女性の私たちに気を使いストーブをつけてくれたが、、、こちらは半そで。
温泉のおかげで体はポカポカしている。快適なふとんでぐっすり眠れた。
翌朝、雨が降っていたが次第に弱まる予報だった。
宿の方曰く軽アイゼンはいらないけど道迷い気を付けてくださいと。
最初は雪もなく普通の登山道、道端にいピンクや白のシャクナゲが咲いていた。
熊の糞や爪のあとがあった、ヒグマがでるらしい。
好日のスタッフもこの山ではじめて熊にあったというスタッフがいた。
1時間ほど登ると沢をわたり雪がでてきた。
おそらくときどき木道があるのだろうが雪が覆っていて埋まっている状態。
登山道らしきところを歩くとスノーブリッジをふみぬき膝まで埋まる。
中は空洞で水浸しになるやつだ。登山道のわきにそれて土と思われる部分を探しながらあるくと藪漕ぎ状態になってしまう。足元に気をとられ安全な場所を探していると道がわからなくなる。
宿の方の心配がここでようやく理解できた。
ロングスパッツがあったらよかったが2人とも思っていたのと違う雪に戸惑った。
コースタイムを全然まけないまま沼に到着、もうちょっと花が見れる予想だったけど・・・
フーディニを羽織ったけどまだ寒いので、ナノパフをさらには追って写真撮影とお散歩タイム。
山頂まで行くか悩んだけど、がっつり雲が覆ってしまったのを見届けて戻ることにした。
帰りも、行きに通った道を必死に探しながら踏み抜きながら帰る。
行きよりは時間がかからずに沢温泉へ到着。休憩をし、デポ下荷物を回収して下山。
下山後もやはり温泉に寄りたいが、ここの周辺では日帰り入浴は少ないようだ。
川俣ダムの方へ行き共同浴場「上人一休の湯」へ500円で源泉かけ流し、貸し切りだった!
梅雨の前の女子2人旅テーマ「ゆっくり温泉に浸かりたい」
かなりのんびりハイレベルな秘湯に大満足。次はどこにいこうか?