おとな女子登山部レポート富士山めぐり 大平山~御正体山

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投稿者
るんちゃん(おとな女子登山部)
日程
2023年11月29日 (水)~2023年11月29日 (水)
メンバー
単独
天候
晴れ/強風
コースタイム
花の都公園(60分)大平山(60分)石割山(150分)御正体山(150分)二十六夜山(120分)赤坂駅
コース状況
・電車で富士山駅まで、そこからバスに乗り換えました。河口湖行きに乗れば、大平山、石割山の登山口にもアクセスできます。
・アップダウンの多い縦走路です。特に御正体山の前後は急登が多いです。
難易度
Google Map

感想コメント

 食の秋を満喫し過ぎて鈍ってしまった体を叩き直そうと、雄大な富士山の眺望が楽しめるロングトレイルに出かけてきました。張り切り過ぎて日がな一日中歩いたので、久々に足が棒になってしまいました。辿ったコースは、山中湖の北側に広がる山並を西側からスタートし北上して御正体山を経由、都留の赤坂駅に下る数十kmの道のりです。最後の方は日が暮れかけ、薄暗い道を寂しくとぼとぼと歩きました。

 朝は冷えましたが、日中は絶好のハイキング日和。富士山展望の山として人気の大平山や石割山ではたくさんの人とすれ違いました。石割山の登山口には立派な神社もあるとか。機会があればまたいつか訪ねてみたいです。石割山を過ぎると人もまばらになり、同時に風が強くなりました。振り返った富士山の山頂にはたなびくレンズ雲がかかり始めていて、寒さを凌ぐためシェルを一枚着込み、手袋とネックウォーマーでしっかり防寒。冷たい風の中を黙々と進んで行きました。

 先ほどもアップダウンがありましたが、御正体山への登りは一段ときつくなりペースが落ち気味に。着込んだジャケットも脱いで踏ん張りながら登りました。
 御正体山は道志山塊で最も高い山ですが、山頂は樹林に囲まれ展望なし。当時の皇太子様も登ったようで、標柱の横にそのような説明書がありました。テーブルと椅子があったので少しの間小休止。風が落ち着いてきた頃下り始めました。下りはそこそこ急で落ち葉が邪魔してスリップすることもありましたが、体が冷えないようペースは落とさずに下りました。
 帰りはバスのタイミングが合わず最寄り駅まで歩くことに。一番近かったのが富士急行の赤坂駅。下り坂の車道をてくてく歩いて駅まで行く方法もありましたが、出来れば車の少ない山道を歩きたかったので頑張ってもう一山。一度下った今倉山登山口から作業道を登り返して二十六夜山へ。最後のピークを踏む前に、夕日に沈む御正体山と富士山の穏やかなシルエットを眺めて下山しました。

 日が暮れた道路を歩いて赤坂駅へ。乗りたい電車に間に合うよう、棒になった足を奮い立たせ小走りで向かいます。何とか間に合いましたが、先を行く電車が動物と接触して遅延とのアナウンス。何とも田舎みたいな話です。無事歩き切ったのでうとうとしながらのんびり帰宅しました。

【着用ウエア】
(上)薄手のメリノウールにいつものミレー・アルファライトスウェットクルー。風が強いときはミレーティフォン50000ストレッチジャケットを着用。雪山ではないのでウォームタイプでなくても十分でした。
(下)ノースフェイス・アルパインライトパンツ一枚。
シューズはスポルティバのTX5ローカット。電車が長いのでローにして正解でした。
(鞄)最近日帰りハイクでお気に入りのカリマーのクリーブ20に山専ボトルやザブトンなどを詰め込みました。

フォトギャラリー

大平山から山中湖と富士山。素晴らしい眺めです。

バスを降りて下から見上げた富士山。

前半は木段が多く整備されています。

平尾山から。風が出てきて雲がかかりました。

歩きやすい木漏れ日の道のり。

石割山到着。だいぶ風強くなってきました。

一路北へ。左に行けば有名な杓子山。御正体山へは右に進路をとります。

急な下りにさしかかりました。

鉄塔付近は好展望地。風が無ければお弁当広げたい。

風がいよいよ強くなりました。歩いてても寒い。

ブナやトチ、ナラの林を抜けていきます。

御正体山着きました。小さな祠があります。

東側は丹沢の山々。桧洞丸や蛭ヶ岳が見えます。

日が傾いてきました。キラキラ綺麗です。

風は落ち着いてきました。富士山の綺麗なシルエット。

御正体山。離れて見ると大きな山だとわかります。

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