おとな女子登山部レポートロープワーク&レスキュー講習会

投稿者
るんちゃん(おとな女子登山部)
日程
2025年06月23日 (月)~2025年06月23日 (月)
メンバー
山仲間
天候
曇→大雨
コースタイム
東吾野 アルパイン道場にて
コース状況
難易度
Google Map

感想コメント

 年に一度の仲間内で開催する講習会に参加してきました。普段から練習しておかないといざという時に使えないシステムですが、一人だとなかなか練習する機会がありません。合同で訓練する貴重なチャンスなので、蒸し暑い中、集中力を切らさないよう必死に取り組んで来ました。

 定番の懸垂下降と登り返し、コンテからの自己脱出や引き上げシステムを一通り復習してから、沢の増水時に有効な流星法などを勉強しました。今回は緊急時以外はあまり使わないプーリーやアッセンダー類が無い場合を想定して、代替えの結びで対処したり、ダイナミックロープとの相性が良くないダイニーマを敢えて使ってみたり。いざという時の為に、複雑なシステムも素早くできるように練習しました。
 プーリーを使わず1/3レイジングシステムを1/5にしたり、ビレイデバイスを使わずにムンターヒッチでパートナー下ろしたり。少ない道具で上手く切り抜ける工夫にもチャレンジ。他のメンバーが余裕で終えていても、ただでさえシステム構築が苦手な私は必死になって頭から煙が出そうでした。

 今回とても勉強になったのはレスキュー講習です。医療従事者の先輩からWMAの講義をしてもらいました。誰かを助ける時はまずは自身の安全、次に仲間の身の安全を確保した上で、要救助者を助けに行くという考え方を改めて学びました。誰かを救いたいのであれば、救助者の元へ駆け寄る前に、今自分が安全な場所にいるのか判断すること。緊急時に冷静に判断できるか全く自信はありませんが、勉強する機会を得られて良かったと思います。

 汗だくになって終わった後はくたびれてしまいましたが、貴重な一日となりました。

【使用ウエア】
アンダーウエア▶ミレー/ドライナミックメッシユ
ベース▶ミレー/ヘザーメッシュクルー
シューズ▶スポルティバ/TX5ロー

フォトギャラリー

レスキュー講習。しっかりお勉強しました。

傷病者の体勢を変えてロールする訓練。

出血が無いか確認もします。

ビレイをレイジングに切り替える訓練中。

登り返しのシステム構築。

フィールドに出て沢の講習へ。

対岸の木に固定してから。

流されないようセルフかけて渡ります。

無事に岸に到着。

ロープも流されないよう仮固定。

クレイムハイストでロープにテンションかかるまで引っ張ります。

帰りの東吾野駅にて。疲れました。

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