棡葉窪で沢初め!

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2014年04月20日 (日)~2014年04月20日 (日)
メンバー
天候
コースタイム
清水橋(10分)F1-6m(10分)F2-5m(15分)F3-5m(10分)二俣(10分)清水橋に戻る仕事道(20分)清水橋
コース状況
清水橋から盆堀川に降りて、すぐ上流に堰堤があります。この堰堤の手前、右側から棡葉窪が流れ込んでいます。
所々に雪が残りますが、遡行には影響しません。
下山路の仕事道は踏み跡がはっきりしており、赤テープを目印にして歩くと、清水橋に戻れます。
難易度
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感想コメント

遡行時間は短いですが、入口から終了点まで釜や滝、ゴルジュが続いていて、飽きることがないです。滝はすべて直登が可能ですが、所々で滑りやすい滝もあるので注意が必要です。

特に注意が必要なのはF1-6mとF2-5m・F3-5mの間にある4mの小滝です。
F1-6mは「く」の字型の滝で下段は簡単に登れますが、上段が少し手ごわいです。上段は右側の壁を登り、左にトラバースするかこれからの季節は水流沿いを突っ張りで突破するのも良さそうです。
F2-5m・F3-5mの間にある4mの小滝は残置されたスリングを使うと簡単ですが、抜けてしまわないように注意しましょう。

終了点は二俣付近で、右の尾根を目指して登ると数分で仕事道に出られます。仕事道を右に下っていくと清水橋に戻る事が出来ます。仕事道は踏み跡がはっきりしていて、赤テープもあるので迷うことはないと思います。

棡葉窪は初めての沢登り(必ず経験者と行きましょう。初心者には補助ザイルが必要です。)や経験者のシーズン初めの足慣らしに適した楽しい沢です。是非行ってみてください!

また遡行時間が短いので、周辺の沢をもう1本登ることもできます。周辺には初心者向けとしてナメイリ沢や石仁田沢、中級者向けとして石津窪(直登可能な25mの大滝がある。)などがあります。1日2本登るのも楽しいですよ!

フォトギャラリー

入渓点の清水橋です。ここから盆堀川に降ります

すぐ上流にある堰堤。釜の右側から棡葉窪が流れ込んでいます。

棡葉窪の出合。いきなり小滝があります

取水の為か、簡単な橋が架かっています

小滝が間髪入れずに連続するので、飽きることがありません

釜を持つ小滝。簡単に突破できます

まだ雪が残っていますが、遡行には影響しません。

F1-6m 上段が少し手ごわいです。

下段まで来ました。ここからは右の壁を登るか、これからの季節は水流沿いを突っ張りで突破するのも良いでしょう。初心者には補助ザイルを出した方が良いです。

F1の直後にあるナメ状の小滝。

F2-5mは水流右側を簡単に登れます。

4mの小滝。残置スリングを使えば簡単ですが、抜けないように注意。

終了点の二俣。右に行きましょう。

右に入ってから右側の尾根を目指して登ります。

数分で仕事道に出ます。谷から上がってきたら右に行きましょう。

仕事道には所々に赤テープがあるので、これを目印にすれば迷うことはないと思います。

杉の伐採地が出てくれば、清水橋はすぐそこです。

入渓点である清水橋の脇に出ます。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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