「名峰・金峰山」
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2014年05月30日 (金)~2014年05月30日 (金)
- メンバー
- 天候
- コースタイム
- 廻り目平キャンプ場(60分)中の沢分岐(30分)尾根(70分)金峰山荘(20分)金峰山(5分)五丈岩(80分)中の沢分岐(35分)廻り目平キャンプ場
- コース状況
- ■北面、樹林帯の中では残雪があります、フラットフットで十分ですが、凍結部分がありますのでスリップに注意してください。
■道は大変良く整備されています。カラーテープも十分にありますが、広い尾根の樹林帯では気をつけましょう。
■近年、廻り目平でも熊の目撃例があります。注意してください。
- 難易度
感想コメント
廻り目平は、クライミングをする人であれば名前を知っています。そう、通称『小川山』と言われます。
私も、ほぼ毎年のように訪れ、30年近くルートやボルダリングを楽しみましたが、今回は初めて登山をしてみました。
金峰山は、山頂近くに特徴的な五丈岩があり、展望も良く、自身でも2回登っています。
ただ、廻り目平からは上がるのは初めてでした。今回は三人で登りました。
スタートは、キャンプ場から延びる林道を、分岐まで歩きます。ウォームアップにちょうど良い長さです。
ペースを上げすぎないで、朝の体を目覚めさせましょう。
体が解れた頃、中の沢出合に到着します。
丸太を渡ると、本格的な登山道のスタートです。最終水場を過ぎると、急な登りを一頑張りで、展望のある尾根に出ます。瑞牆山から八ヶ岳までが望めます。
尾根に出てからの樹林帯の中は、この時期場所によって雪が残ります。特に問題なく進めますが、下りではスリップに注意しましょう。
尾根の途中で、遠く五丈岩を望める場所からもう一頑張りで、金峰山小屋に到着です。
小屋の隣に大きな岩が有ります。登ることは可能ですが、ある程度のクライミング技術が必要なので、勢いや、面白半分で登るのは危険です。
小屋から五丈岩の見える方向へ20分程度頑張れば、金峰山の山頂はもうすぐです。
晴れていれば、八ヶ岳は勿論、南アルプス、中央アルプスも望めます。
五丈岩に登るのは、登山靴でボルダリンググレード5級を余裕を持って登れないのであれば、大変危険ですのでやめましょう。登らなくても十分素晴らしい景色を見ることができます。
帰りは、登った道を慎重に下りましょう。
出合まで戻れば、キャンプ場まではもうすぐです。
深い樹林や奇岩を眺めながら、ゆっくり、のんびり歩いて、心癒された一日となりました。
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。