奈良県大峰山脈・神童子谷（犬取谷）
- 投稿者
- 伊藤 博人
- 日程
- 2014年06月17日 (火)～
- メンバー
- グランフロント大阪店 井上
近鉄百貨店奈良店 増田 千代原 伊藤
- 天候
- 曇り
- コースタイム
- トガ淵→（１２０分）→釜滝→（１５０分）→ジョレン滝→（６０分）→稲村小屋→（８０分）→岩本橋
- コース状況
- 沢の源流まで詰め上がる楽しみを感じる沢
大きな滝には巻道があり、経験者の同行と体力があれば初心者でも遡行できます。
犬取滝は巻道が不明瞭で地図とＧＰＳを駆使してなんとか巻きました。
ジョレン滝の巻道は目印と薄いながらも踏み跡をたどる事ができます。
クロモジ尾は下部で崩壊地を通過するか、尾根をたどって急斜面を下降するかの二択を迫られます。犬取谷の下山は稲村ヶ岳登山道をたどって洞川温泉へ降りることをお勧めします。
白倉谷の林道は入口からおよそ８００ｍの所で通行止めになっています。道路わきの岸壁が崩壊して巨大な岩が道をふさいでいました。
神童子谷の林道は落石や路肩が崩壊しているため通行には注意が必要です。軽自動車でもぎりぎり通れるか？位の幅しか残されていない箇所があります。
- 難易度
-
感想コメント
前鬼川は沢の楽しみが手軽に楽しめる沢、
神童子谷は源流に詰め上がる沢の楽しみがある沢。
奈良の沢で入門編と言えば前鬼川と神童子谷。その神童子谷（犬取谷）へ入りました。
難所には巻道があり、初心者も遡行しやすいとの情報で入渓しましたが、犬取滝の巻道がうまく見つけられず一苦労。結局地形図とＧＰＳを頼りに無理やり谷へ下りることになってしまいました。
源流へ詰め上がり、やぶ漕ぎなしで尾根に出れる犬取谷は本格的な沢登りの第一歩としてお勧めです。
ですが、巻道の取り方が不明瞭であるため経験者の同行が必要です。
フォトギャラリー
へっついさん、てなんでしょう？
へつりますが、滑りやすいためすぐに川へ滑り込み！
なぜ「へついさん」って呼ぶんでしょう？？
赤鍋滝。右側をソールのフリクションで越えていきます。
沢は楽しい！この先で冷たい泳ぎが待っています。
穏やかな区間も多くある沢です。
水は冷たく清らかで・・・冷たすぎるので入りたくなくなります
釜滝。左の流れは犬取谷。右の流れはノウナシ谷。
釜滝を巻いたところに・・・
テン場がありました。
ゴルジュの奥にある滝・・・
大きな鎌をしたがえた滝・・・
登れる小滝・・・
登れない滝。
いろんな滝がありました。
ジョレン滝は巻に成功。
流れが細くなりました。
源流近し。
クロモジ尾の入口です。
急降下の末に林道に到着。ここから通行止めゲートまで３０分ほど
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。
