八ヶ岳連峰最高峰・赤岳

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投稿者
あやや(おとな女子登山部)
日程
2014年08月18日 (月)~2014年08月18日 (月)
メンバー
その他1名
天候
晴れ
コースタイム
八ヶ岳山荘(50)赤岳山荘(120)行者小屋(80)赤岳(25)赤岳展望荘(3)地蔵の頭(40)行者小屋(160)八ヶ岳山荘
コース状況
・八ヶ岳山荘~行者小屋までは特に問題なし。
・文三郎尾根は急峻なハシゴや階段有。
・下りに使用した地蔵尾根の前半は高度感のある階段と岩場の連続ですので注意が必要です。コース上では ありませんが、落石も見かけました。
・お手洗い情報
各山荘に有
難易度
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感想コメント

もう夏も終わりに近づく中、連休が取れたので遠出してきました。

当初東北方面を予定していましたが、お天気がよろしくないということで
雨を避けて八ヶ岳連峰の最高峰である赤岳(2,899m)へ行ってきました。

山名は山肌が赤褐色であることに由来します。
(山頂付近で特に顕著に見ることができます。)

当日は行者小屋まであまりアップダウンがないにも関わらず、調子が上がらず時間がかかりました。
小屋手前の河原から見上げた赤岳は遠く、「登れないかも」と弱気な気持ちに。

やっと到着した行者小屋で気分転換がてら、やや無理やりごはんを食べて休憩するとアラ不思議。
少し元気になってきました。
食べ物って大事です。
あとは荷物を分担してもらって、励まされ、重い腰を上げました。

文三郎尾根経由で頂上に向かいましたが、高度を上げて展望が開けてきたのと、
アミノ酸が効いてきたのか、ようやく少し楽しむ余裕が出てきました。

休憩時には隣に座っていた少年にマンゴーを手渡しながら喋れる位にまで回復。
少年はお父様と一緒に東京から登りに来たそうで、ガンガン登って分岐毎に待機していました。
下から来るお父様は「ごめんな、○○。父さん駄目だなぁ」とかかんとか。
父は息子の成長を微笑ましくもありながら、寂しくも感じているのかもしれないと
勝手に脳内妄想。(すみません。)

山頂付近は反り返った鋭利な岩場が多いですが、きちんと足場を確認して登れば問題なしです。
赤岳山頂が見えた時は、心の底から「今日、ここに来られて良かった~」と思いました。
現金な奴だと自分でも思いましたが、嬉しかったです。
同行者にも感謝。

元気が出ると、横岳~硫黄岳も縦走したかったとか
阿弥陀岳も行ってみたいとか、とかく欲が出ます。
でも今回は休憩含め10時間コースなので、十分満喫しました。

下山は無理せず地蔵尾根からゆっくり下りました。
小屋も充実していますので、泊まりでプランニングしたり麓のキャンプ場で寛ぐのもお勧めです。

■本日の装備
上:ファイントラックスキンメッシュ 化繊ジップ(長袖)
下:サポートタイツ オールシーズン用パンツ

■気温
美濃戸口付近 22℃
赤岳展望荘 27℃

フォトギャラリー

スタート地点の八ヶ岳山荘。お風呂もあります。

随分と秋っぽくなってきました

冷えたものは嬉しい。帰りに再び覗くとスイカもありました。

カラ元気でスタート

前日までの雨で、増水している様子

避暑地の本領発揮

赤岳までまだまだ遠いよ・・・

行者小屋。おでんもありました。

行者小屋(写真中央)から約40分。高度を上げてきました。

照り返しがキツイ

あっ!岩の階段にマムートマーク!

コマクサ。ちょっと枯れ気味ですが、さすがの風格。

ガビガビでちょっと燃える

疲れが吹っ飛んだ山頂

赤岳展望荘で少し休憩してから下山開始

地蔵尾根から下ります

足場が悪いので慎重に

よく作ったよね

登りでも下りでも大変

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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