山小屋でのんびり♪木曽駒ケ岳 byまいまい
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2014年08月28日 (木)~2014年08月29日 (金)
- メンバー
- 天候
- 曇時々晴れ
- コースタイム
- 1日目:しらび平(駒ヶ岳ロープウェイ)-千畳敷(50)宝剣山荘(30)中岳(10)駒ヶ岳頂上山荘(15)頂上木曽小屋
2日目:頂上木曽小屋(10)駒ヶ岳頂上(80)馬ノ背を経て八合目(20)濃ヶ池(120)乗越浄土(50)千畳敷
- コース状況
- 1日目の千畳敷から頂上木曽小屋までのルートは、特に危険箇所はありません。八丁坂の登りはやや急登ですが、よく整備されています。中岳付近は岩場、ザレ場がありますのでストックがあると楽に歩けます。
2日目の馬ノ背ルートは全体的にザレ場が多く、大きな岩がごろごろしていますが、晴れていれば景色のいい稜線歩きが楽しめます。濃ヶ池を過ぎた辺りは一部、登山道が川と化していましたので、足元に注意です。またこれより先、乗越浄土までのルートは、少しアップダウンがあり、岩場や梯子も出てきます。浮石に注意して下さい。
- 難易度
感想コメント
山登りを初めたい!と言う友人と一緒に、まずは手初めに木曾駒ヶ岳に行って来ました。
選んだ理由は、やはりロープウェイがあるところ。
今シーズンは、ずっとお天気が安定せず、この日も天気予報は曇か雨。。でも、別の天気予報では晴れ間が出るかも、ということでそちらを信じて向かうことに。
友人の住む東京からは、バスの本数が多いのですが、現在私の住む関西からは1日2本。
高速バスの終着地、駒ヶ根駅で待ち合わせ、路線バスとロープウェイを乗り継ぎ、スタート地点の千畳敷に着くのは15:07。
木曾駒ヶ岳にはいくつか山小屋があり、途中にある宝剣山荘とも迷ったのですが、友人に山頂からの朝日や夕日を見せたいと思い、頂上直下にある頂上木曾小屋に予約を入れていました。
が、天気のことと、到着時間が遅くなることが心配で(小屋まではコースタイムで約2時間)、キャンセルしたり、また行くと言ったり、何度か小屋に電話してしまいました(笑)。が、最終的に駒ヶ根駅に着いた時点で、天気が持ちそうだと判断。小屋の方の「大丈夫、待ってますよ」という優しい言葉に押され頂上を目指すことに。
ロープウェイで楽々上がれる千畳敷は、もうこの時点で別天地。のんびり散策したかったのですが、あまり時間がない、ということで写真を撮り神社でお参りを済ませると、そそくさと出発。
アルプスはまだ燕岳しか登ったことがないと言う友人。八丁坂の急な登りに、「燕岳よりキツイ」と言いつつ景色の美しさにご満悦。
続く中岳の登り下りもハイテンションのまま難なく通過しましたが、やはり時間が気がかりだった為、頂上は翌朝に取っておき、巻き道から行くことに。しかしこの道も景色がよく、初トラバースの友人は、とても楽しそうでした。しかも、このルートには白いコマクサが。いいことありそうな予感♪
小屋に着くと、さっそくご主人が笑顔で迎え入れてくれ、記念写真まで撮って下さいました。
この日の宿泊客は私たちを含め二組だけ。少人数だったので話も弾み、とても楽しい夕飯でした。小屋のごはんも美味しかったです。夜はワインと行動食で乾杯してから、星を見に外へ。ご主人が星空をデジカメで撮る為のレクチャーをして下さいました。カメラの設定が難しく、なかなか上手には撮れませんでしたが、とても勉強になりました。この日は寒気が入っており寒い中、小一時間粘っていたため、ご主人を含め3人共しばらく冷えで眠れなくなりましたが(笑)とてもいい思い出です。ありがとうございました。
天気が不安定な中、この日は夕日(らしきもの)、星空、そして翌朝には御来光を拝むことができました。友人にそれらを見せることができ、本当に良かったです。
二日目のルートは馬ノ背〜濃ヶ池方面。こちらは岩場、ザレ場が多く、友人もやや苦戦しておりましたが、景色が本当に良く、南アルプスの峰々を見ながらの稜線歩きは本当に楽しかったです。濃ヶ池を過ぎた直後の登山道は、川のような水溜りになっており(夏の初めはまだ雪渓みたいです)、友人が片足を水に濡らしてしまうというハプニングもありましたが(笑)初の本格的な岩場、はしご、プチ渡渉、、と盛りだくさん楽しめたと思います。下りてきてホッとしたような、まだ名残惜しいような。そんな楽しい山行でした。また二人で頂上木曽小屋に泊まりに行きたいと思います。
[お手洗い]
二日目のルートは頂上木曽小屋を出ると、宝剣山荘までずっとお手洗いはありませんので注意です。
[レイヤリング]
行動中→薄手ウール長袖、半袖Tシャツ、時々ウィンドブレーカー
山小屋→薄手フリース、ダウンも追加(寒気が入っておりかなり寒かったです)
[温泉]
こまくさの湯
しらび平〜駒ヶ根駅行きのバスで、菅の台(こまくさの湯前)下車すぐ。
食事付き入浴券¥1020がお得です。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。