今年最後の登山は太平洋と富士山の展望！神石山（324ｍ）愛知県・豊橋市

神石山への登山道はいくつかありますが、二川からのこのコースはいいです！
太平洋の広さと水平線を感じながら、渥美半島の田原アルプス、新城方面の山々、南アルプスや富士山までが楽しめる山です。

二川駅まではＪＲ東海道線で行きますが、その車窓からも御嶽山、恵那山、中央アルプスも見ることができる山です。名古屋市内からはＪＲの割引切符『豊橋往復切符』を使えば二川まで（二川は豊橋市内）￥１５４０（土日価格）で行くことが出来ます。
逆コースの場合はあらかじめ二川～新所原間に切符も購入しないと高くつきますので注意して下さい。

二川駅から二川自然歩道を目指しますが駅からすぐのコンビニ脇に分かり易い案内板が出ています。以降も要所に案内看板があるので迷うことはないと思います。

歩きはじめると動物園の観覧車や豊橋市内の町並みが眼下に広がりこの先の展望を期待させます。登山道は運動靴でも大丈夫そうな道がしばらくは続きますがコース全体の長さ（約１０Ｋｍ）を考えるとトレッキングシューズがいいですね。

その後展望が無くなりますが、松明峠からは太平洋や浜名湖、浜松駅のアクトタワーも富士山も見ることが出来ます。その先ＮＨＫの中継所までは多少のアップダウンはありますが、低い山なので大したことはありません。
この山にはカタクリの群生地もあり、立ち入らないようにロープで区切ってあります。４月の開花時期も楽しみです。

植生も色々あり、アセビの林や檜の植林など歩いていて飽きません。
今回のコースは舟形山城跡までがいいですね。神石山山頂は展望に乏しいですが、以前は眺望もよく航空灯台があったそうです。

下山は梅田峠に向かいました。普門寺へ降りるコースもありますが最後の舗装路歩きが少し長くなります。梅田峠の途中の仏岩を過ぎると広いなだらかな遊歩道が続き、そのあちこちに猫のような物やなんだかわからないものの焼き物が多く並べられていました。
梅田峠からは舗装路を３０分ほどで新所原駅です。