那須を走る! いや、ときどき走る(トレランで茶臼岳~朝日岳~三本槍岳)

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2010年06月25日 (金)~2010年06月25日 (金)
メンバー
天候
晴れときどき曇り
コースタイム
那須ロープウェイ山頂駅(10:15)→茶臼岳(10:40)→
峰の茶屋跡避難小屋(11:00)→朝日岳の肩(11:25)→清水平(11:35)→
三本槍岳(11:55,休憩40分間)→
清水平(12:45)→朝日岳(13:10)→
峰の茶屋跡避難小屋(13:30,休憩20分間)→那須ロープウェイ駐車場(14:20)
行動時間:約3時間
コース状況
【茶臼岳~峰の茶屋跡避難小屋】
ロープウェイで簡単に来られるため、ハイキングや学校遠足のコースにもなっています。
この日も山頂で中学生の団体さんと一緒になりました。
活火山のため草木はほとんど無く、岩場・ガレ場です。
浮き石に注意!
また、茶臼岳周辺の牛ヶ首、無限地獄は有毒ガスが発生している
可能性もあるので長居は厳禁です。

【峰の茶屋跡避難小屋~朝日岳】
茶臼岳の「グレー」から「茶色」に変わりますが、岩場・ガレ場であることに変わりはありません。
途中、鎖場や高度感のあるトラバースがあります。
ややアルプスチック♪
朝日岳周辺、特に山頂はめちゃくちゃハエが多く、ここも長居は無用(>_<)!

【清水平~三本槍岳】
一転して緑が多く、清水平はミニ湿原です。
木道が敷かれている箇所もあり、唯一“走れる”ところ。
三本槍岳の山頂は広くて気持ちいい。
Google Map

より大きな地図で 100625那須を走る を表示
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感想コメント

栃木県の名峰「那須連山」。宇都宮からは楽々日帰り登山です。
今回はトレイルランニング(トレラン)でサクッと“走って”みましょう♪

駐車場から“しっかり歩く”のもよいのですが、僕のおすすめは「ロープウェイ」。
往復¥1,100、片道¥650ですが、片道切符を買い、登りだけ利用すれば高度を稼げてらくちんですよ。
「コース状況」でも述べましたが、茶臼岳~三本槍岳の縦走コースは大きく三つに分けられます。
【茶臼岳~峰の茶屋跡避難小屋】は活火山と噴煙が楽しめるらくちんコース。
【峰の茶屋跡避難小屋~朝日岳】は岩場・ガレ場・鎖場・高度感のあるトラバースがあり、アルプス縦走の予習に。
【清水平~三本槍岳】はのんびり、たおやかなトレランコース。湿原で休憩&写真撮影。
といった具合です。
こんな短いコースでこれだけ多彩な山容、風景を見せてくれる山は他には無いでしょう。

今回は新調したバックパック、オスプレーの「ラプター18」の使い心地を試すことも目的のひとつでしたが、
これ、サイコーです(^o^)v!!
オスプレーがナルゲンと共同開発したハイドレーションシステム「レザヴォア」が素晴らしい。
金属製フレームが入っているのでバックパックのなかで暴れず、
トレイルランニングに最適です。
また、飲み口のバルブの角度を自由に変えられ、
さらにチェストベルト(胸のベルト)に磁石で取り付けられるので
走っていても無駄な動きをせずに常に最適なポジションで水分補給ができます。

また、那須は下山後の温泉にも事欠かないのが嬉しいです♪

フォトギャラリー

峰の茶屋跡避難小屋前にて、茶臼岳をバックに。

ロープウェイ山頂駅前です。この辺りは歩きやすいのですが、人も多い。

茶臼岳山頂から。遠くに雪を抱いた飯豊連峰が見えます。大興奮!写真でわかりますかねェ?

茶臼岳山頂の祠。ここまではサクッと来ましたが、ちょっと渋滞気味。うーん、渋滞するのは夏の富士山だけじゃない…。

朝日岳、三本槍岳を望む。左下には峰の茶屋跡避難小屋が。

ところどころ噴煙を上げています。硫黄臭いので先を急ぎましょう→→

茶臼岳を裏側から眺めます。日本刀で斬りつけたように綺麗に登山道が付いています。

峰の茶屋跡避難小屋を過ぎると様相は一変します。茶色い岩肌が…。

奇岩も現れて飽きさせません♪

鎖場のトラバース登場。ここは北アルプスかぁ?!まだほとんど“走って”いません。

目の前にそびえる朝日岳。ようやくちょっとだけ走りました。

またまた様相が一変!今度は湿原です。尾瀬に近いが尾瀬ではありません。那須です!

今日も僕の味方は「SKINS」です。軽快軽快~♪

三本槍岳山頂です。さーて、休憩しましょうか。

およよ?!凍らせてきたはずのお茶がすっかり溶け、さらにシェイクされています…。

左にちょこっと朝日岳、奥に黒々とした茶臼岳です。

トレランの証拠に。走っている姿をセルフタイマーで撮りましょ。

再び清水平の湿原です。本当に気持ちのよいところです。また休憩したくなりますね。

トレイルランニングといっても登りは歩きが基本です。あー、しんど。

ゴォォォール!!エイドリアンポーズで極めました。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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