雪の九重連山テント泊
- 投稿者
- 酒井 留奈
- 日程
- 2015年02月09日 (月)~2015年02月10日 (火)
- メンバー
- 福岡パルコ店 アルバイト
マウントギア大名 酒井
- 天候
- 9日:曇りのち晴れ 10日:晴れのち曇り
- コースタイム
- 1日目:牧の戸峠<70分>扇ヶ鼻分岐<30分。久住分かれ避難小屋<30分>久住山山頂<25分>御池<15分>久住分かれ避難小屋<100分>法華院温泉
2日目:法華院温泉<120分>久住分かれ避難小屋<35分>天狗ヶ城<15分>中岳<35分>久住分かれ避難小屋<80分>牧の戸峠
- コース状況
- 雪がしっかり積もっているので6本爪以上のアイゼンが必要。またゲイターも必須。靴の中に雪が入り濡れてしまいます。山頂の風が強い時は大げさかもしれませんがゴーグルがあるととても快適でおすすめです。北千里浜や久住山山頂までのルートは開けているのでガスが出るとルートが分かりにくくなります。岩についたペンキ印や道標をしっかり確認しながら歩いてください。
- 難易度
感想コメント
今度は雪上テントがしたい!というリクエストに応え九重連山テント泊に行きました。
この日の九州地方は寒波の影響で福岡市内でも4℃という予報。スタートの牧ノ戸は-4℃!!きたきたーーーっ。かなり雪も積もっているという情報だったので冬靴&12本爪アイゼンで出動。テント泊の重装備だったこともあり、前爪を使った登り、後爪を活用した下り、と安定した歩きができて12本爪アイゼンで良かったと思いました。
久住分れ避難小屋までは久しぶりの雪景色を楽しみながらのんびりと足慣らし。避難小屋で小休憩のあと荷物をデポして久住山へアタック。今日は風が強く雲の流れが速くお日様が見えたり隠れたりの繰り返し。山頂でなんとか晴れて!の願いむなしくお日様は雲の中。というより吹き飛ばされそうなくらいの防風。初久住のバイトさんも風の洗礼を受けびっくり。ゴーグルを貸してあげていたのですが、ゴーグルがなかったら大変でした、、、と実感していました。今日みたいな風の日はゴーグル&バラックラバがあれば怖い物なしですよ。すれ違う登山者の方のなかには軽装備の方もいてとてもつらそうでした。勿論山頂では証拠写真を撮ったらそそくさと退散。で、避難小屋に戻ってくると晴れる。。。まぁ、よくある話ですよね。
荷物をピックアップしたら法華院温泉に向け出発。久住分れから北千里浜までの下りは本来は岩の多い歩きにくい道。でも今日は全て雪で埋まっているので歩きやすくなってました。軽快に踵に重心をかけ意識しながら下ります。北千里浜に着くころには青空が広がってきてなんとも言えない風景です。やっぱり雪山はいい。。。
今日は坊ガつるではなく法華院温泉のテント場へ。雪が積もっているものの軽く踏みならせばOK。ペグも通常のものでOKでした。
夕飯は法華院温泉の談話室でのんびり、ゆったり、キムチ鍋。ビールの自動販売機もあるし、温泉もあるし、暖かな談話室もあるし、ちょっぴり贅沢なテント泊です。
翌日も風が強く雲の流れが早い。来た道を久住分れ避難小屋まで引き返し今日も荷物をデポして山頂へ。朝は天気が良くなかったのですが今は雲が流れて晴れ間もみえます。とは言え風が強く昨日に引き続き、いや昨日よりさらに強くなった風と戦いつつ、中岳・天狗ヶ城に登りました。山頂から見る景色は最高です。バイトさんも感動してくれました。
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。