登山学校 北高尾・太鼓曲輪尾根から八王子城山

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2015年03月08日 (日)~
メンバー
天候
雨のちくもり
コースタイム
宮の前バス停-(40分)-中宿橋-(180分)-421m峰-(20分)-富士見台-(60分)-八王子城跡-(50分)-霊園前バス停
コース状況
・バス停~421m峰の分岐までは一般登山道ではなく、道標もほぼなし。踏み跡はしっかりついており、テープやリボンのマーキングも所々あります。
・雨のぬかるみでスリップしやすい箇所複数あり。
・421m峰から八王子城山はしっかりとした道標あり。城跡などの碑もあり歴史ロマンを楽しめます。
難易度
Google Map
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感想コメント

たくさんのお客様にお集まりいただいた登山学校の実技講座「山のナビゲーション教室」北高尾の太鼓曲輪尾根から八王子城山にご一緒させていただきました。

今回の太鼓曲輪尾根はガイドマップには載っていないルートです。
まず地図を読みながら入山口・中央道を渡る中宿橋を見つけるのに一苦労…。
里の読図は実は難しいとのガイドさんの言葉通り、なかなか見つからない、、困ったら地元の人に聞く!との裏技を伝授いただくも今回は地図読みの勉強なのでグッと我慢。
どうにか橋を渡り、地図とコンパスで目標地点を設定しながら尾根のアップダウンを歩きます。
太鼓曲輪尾根には敵が尾根伝いに一気に攻め込まれないように人力で尾根を削った「堀切」といわれる人工的な鞍部が所々にあります。
ガイドさんの説明を聞きながら、岩盤をどうやって削ったのだろうと古に思いを馳せつつ山を歩くのもまた楽しです。

一般登山道に合流して富士見台に到着、ここで最後の目標地点設定を行いました。皆さん手慣れたものですね!
予報通り雨も上がり、八王子城山の本丸跡からは新宿や大宮方面も望めました。桜の時期もきれいそうです。
神社と梅林を抜け無事下山。

地図読みの大原則は「今自分がどこにいるのか」を把握すること、そして「これからどの方向へ向かうのか」を読むこととの解説。普段の山行でも地図とコンパスを活用し地図や地形を眺める楽しさを究めたいものです。
今回は雨の中おつかれさまでした!

フォトギャラリー

富士見台にて☆

地図を整地し現在地を確認

中宿橋を探してウロウロ

正解は竹藪の奥…難しい!

中央道を渡ります

地図読みレクチャー

堀切がでてきました

岩盤の上の土は薄く木も深くは根を張れません

ランチタイム♪

腹ごなしの登りです

一般登山道に合流

史跡が続きます

城跡手前には井戸が

街の風景をのぞむ

鳥居をくぐり下山

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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