白馬岳~大雪渓滑降~
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2015年03月31日 (火)~2015年03月31日 (火)
- メンバー
- 天候
- 快晴
- コースタイム
- 二股ゲート~(100)~白馬大雪渓~(165)~白馬山荘~(15)~白馬岳~(30・白馬大雪渓滑降)~猿倉~(20)~二股ゲート
開始時間3時08分
終了時間9時25分
総距離約22.26km
累積標高差2656m
総時間6:18:17
- コース状況
- 大雪渓は適度に締まっていてどんどん歩けた。
ただ、気温が上がると雪崩の可能性があるので気温が低い時間帯に通過したい。
標高2100m付近から斜度が出てくるのでスキーアイゼン必須。
場合に依っては板を担いでアイゼン歩行したほうが良いかも。
- 難易度
感想コメント
前日に白馬岳に行くつもりだったが、まさかの二度寝で機会を逸してしまったので本日は「絶対に行く」と決意して1時半起床。
そばを二人前食べてから移動、その後準備をして3時08分に除雪終了地点である二股ゲートをスタート。
約5.1kmの林道は2ヶ所程でショートカット。
途中、遠くに先行者のライトもちらほら見える瞬間があった。
その後は掲載画像の通り素晴らしい御来光や、大迫力の大雪渓を歩いて最高の気分だった。
スタート前は「多分、葱平(2290m)付近はカチカチだしアイゼン歩行だな」と考えていたけど、クトーを装着すればなんとか登れそうだったので、結局アイゼンは使わず板だけで登り上げる事ができた。
そして開始か4時間40分程で白馬岳の山頂に到達。
山頂は風が強くて寒かったけど、それ以上に景色が良かったので写真を撮ったり行動食を食べたりして40分程滞在。
その後スキーを滑走モードにしてお楽しみの滑降開始。
斜面はカチカチのアイスバーンだったが、エッジは効いていたので転倒にだけ注意して滑る。
白馬岳にはいろいろなエクストリーム滑降のルートがあるが、単独だし、滑降技術も心配だし、自信もなかったので安全第一で大雪渓ルートを選択。
安全第一ルートといっても斜度は充分だし、景色も最高だし、雪質もまあまあだったので大満足の滑降となった。
登りで4時間40分も掛かったルートも下りになれば僅か50分程で滑り降りる事が出来た。
知ってはいたが改めてスキーの機動力を強く実感できた。
ところで、前日の唐松岳よりも空気が澄んでいて本当に最高の景色だった。
二日連続で快晴の山に行けた事で、また素晴らしい思い出が出来た。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。