南アルプス 甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳

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投稿者
千葉駅南店 梅原
日程
2010年09月20日 (月)~2010年09月21日 (火)
メンバー
千葉駅南店 梅原
天候
20日:曇り 21日:曇り
コースタイム
1日目:北沢駒仙山荘⇒【110分】⇒駒津峰⇒【60分】⇒甲斐駒ケ岳頂上⇒【75分】⇒双児山⇒【70分】⇒北沢駒仙山荘

2日目:北沢駒仙山荘⇒【115分】⇒馬ノ背ヒュッテ⇒【70分】⇒仙丈ケ岳頂上⇒【65分】⇒大滝頭⇒【65分】⇒北沢駒仙山荘
コース状況
甲斐駒ケ岳へは仙水峠経由で登り、双児山経由で下りました。
仙水小屋までは緩やかな登りですが、仙水小屋から仙水峠までは大きい岩がゴロゴロした歩きづらい道を進みます。仙水峠から駒津峰までは急登です。
甲斐駒ケ岳の頂上へは直登ルートと巻き道ルートがありますが、私は登りで直登ルート・下りは巻き道を使いました。直登ルートは思っていたより岩登り的な箇所は少なかったですが、基本的にザレた急登が続きます。下りでの使用は少し危ないので、歩くときは登りでの使用をお勧めします。下りで使った巻き道は緩やかですが硬い地盤の上に砂が乗ったような感じなので、とても滑りやすいです。ストックがあると歩きやすいと思います。
下りは双児山を過ぎてからは緩やかな樹林帯の道です。

仙丈ケ岳へは藪沢大滝経由で登り、小仙丈ケ岳経由で下りました。
登り始めは緩やかですが、途中から急登になります。大滝を過ぎると沢沿いの登りになりますが、ここも引き続き急登です。馬ノ背ヒュッテを過ぎると傾斜は緩やかになり、すぐに稜線へ出ます。仙丈ケ岳の手前から小仙丈ケ岳を過ぎるまでは急なアップダウンもない稜線歩きです。
小仙丈ケ岳を過ぎてしばらくすると樹林帯に入りますが道は悪くないですし、急ではないので歩きやすいと思います。
難易度
Google Map

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感想コメント

今回は2日とも天気が曇りでガスが濃く、楽しみにしていた景色はぜんぜん見られませんでした。雨が降らなかっただけよかったですが、やはり残念…。しかしどちらの山も個性的で、登山は楽しかったです。
甲斐駒ケ岳への道は、樹林帯・大岩ゴロゴロの道・岩場・花崗岩の道など変化に富んでいて飽きません。仙丈ケ岳の前後は天気がよければ景色の素晴らしい稜線歩きが楽しめると思います。私が登った日は、稜線に出るとかなりの強風でとても寒かったです。これからの時期は晴れていても風が吹くとかなり寒いと思うので、防寒着は必ず持って歩いてください。
今回歩いたコースで危険に感じた箇所は特になかったですが、甲斐駒ケ岳直前の直登ルートは初心者の方は登りの場合でも少し怖いと感じるかもしれません。ペンキのマークを見落とさないよう慎重にゆっくり登れば大丈夫だと思いますが、天候が悪いときや岩が濡れているようなときは巻き道を歩く方が安全です。

北沢峠へはマイカー規制されているので、バスで入らなければいけません。私は帰りに広河原で乗り換えでしたが、乗り換えバスとの時間が合わず1時間ほど広河原で待つことになりました。バス停には乗り合いタクシーが止まっている事が多いので、もし見つけたら積極的に利用してください。運賃はバスより100円高いだけなので。
ちなみに私が北沢峠からバスで広河原に着いたときにも乗り合いタクシーは止まっていたのですが、人が多かったので乗り切れず1時間待つことになりました。私が乗った乗り合いタクシーも運良くたまたま来ただけで、このタクシーが来なければ次のバスまで更に30分は待たなければいけませんでした。
乗り合いタクシーに乗るのは早い者勝ちなので、バスの時間が合わない人はタクシーを見つけたらすぐに迷わず乗り込むことをお勧めします!

フォトギャラリー

北沢駒仙小屋のテント場。まだまだスペースはあり、写真の3倍くらいテントを張れます。

甲斐駒ケ岳へ向かう仙水小屋~仙水峠間の岩ゴロゴロ道。ソールが軟らかい靴だと歩くのが大変だと思います。

甲斐駒ケ岳山頂。濃いガスに包まれていて、景色はまったく見えず。

馬ノ背ヒュッテを過ぎて稜線に出たところから見た仙丈小屋。仙丈ケ岳からの景色はこの時点で諦めました。

仙丈ケ岳頂上。昨日の甲斐駒より濃いガス+強風で激寒の為、すぐに下山。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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