水と戯れる夏の一日 奥多摩 倉沢谷本谷 ~魚留め滝まで

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2015年08月03日 (月)~2015年08月03日 (月)
メンバー
天候
晴れ
コースタイム
倉沢林道入渓点(5分)倉沢谷(90分)大岩(10分)核心部3m滝(70分)倒木帯(10分)魚留め滝(50分)倉沢橋
コース状況
水量が多く、釜や淵が深いです。
核心部の滝をはじめ、泳ぐ箇所があるので、防水対策は万全にしましょう。

ゴルジュ帯が多いですが、倉沢林道が並行しているのでエスケープや下山は楽です。
釣り人が多いので、巻き道がかなり踏まれており、林道へのエスケープ用の道もかなりあります。

またキャ二オニングが盛んなようです。ツアーの方とすれ違いました。
こちらも楽しそうでした。
難易度
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感想コメント

下山が楽で、水と戯れられる涼しそうな沢を探していたら倉沢谷本谷を見つけました。
かなり水量が多く、夏の暑い日にはピッタリです。
下山も並行する倉沢林道で50分と、短いです。

倉沢橋から倉沢林道に入り、すぐに入渓点があります。
入渓点から谷底まで5分程です。

谷底に降り立つと、いきなり深い淵があります。
ここは右から巻きます。

そして深い釜を持つ2段5m滝が出現。
直登は無理なので、右から巻きます。
ここでキャ二オニングのツアーの方々と会いました。

しばらくは小滝が連続し、楽しめます。
大岩まで来たら、行程の半分くらいです。

そして核心部の3m滝です。深い釜があります。
ここは水深が1.6m以上あり、泳いで取り付きます。
残置スリングがあって助かりました。

取り付いてからの登攀も中々難しく、初心者の方にはお助けロープがあると良いでしょう。
ここから先も滝が続きます。

そのうち大きな堰堤が現れます。ここは下のトンネルをくぐって行きましょう。
堰堤が終わると、倉沢鍾乳洞跡です。

ここで鍾乳洞の遊歩道跡から林道に入って遡行終了としても良いでしょう。
この上部には倒木帯があり、通過は時間がかかります。

魚留め滝へは林道で行きました。
魚留め滝は水量が多く、豪快な滝です。
魚留め橋という林道の橋が滝の手前にあります。

ここから上部の長尾谷や塩地谷をさらに遡行しても良いでしょう。
今回はここで遡行終了とし、倉沢林道を歩いて下山しました。

フォトギャラリー

倉沢林道最初の切通し直後の通行止め看板が入渓点の目印です。

踏み跡を慎重に下ります。

倉沢谷に下降しました。

エメラルドグリーンの深い釜が出現!左から巻けます。

深い釜を持つ滝。直登は不可能です。おとなしく右から巻きました。この滝でキャ二オニングのツアーの方々と会いました。

水量が多くて気持ちいいですね。

ここは右から巻きました。

倉沢林道が並行しているので、下山やエスケープは楽です。

この大岩が行程の中間ぐらいです。

ここは右から水に浸かって登りました。

本日の核心部。水深が1.6m以上ある釜を泳いで取りつきます。残置スリング有。取り付いてからの登攀もやや難しいです。

小滝が連続します。飽きませんね。

ここは右から巻けます。泳いで突破も可能でしょう。

滝が3連続します。それぞれ深い釜を持っています。

3連続2つ目。左から登れます。

最後の滝。ここは右からでも左からでも巻けます。

堰堤があります。巻きは面倒なので、下のトンネルから通過しました。

トンネルを通過します。この上流で倉沢鍾乳洞跡があり、遊歩道跡が横切っているので、そこで遡行終了としても良いでしょう。

もう少しで魚留滝なのに倒木が凄まじいです。ここで遡行終了。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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