鳳凰山 初夏の地蔵ヶ岳
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2015年05月28日 (木)~2015年05月28日 (木)
- メンバー
- 天候
- ☀→☁
- コースタイム
- 青木鉱泉(150分)南精進ヶ滝(150分)五色滝(60分)鳳凰小屋(80分)賽ノ河原(15分)オベリスク(250分)青木鉱泉
- コース状況
- ■地形図に掲載されていない渡渉点が二か所あります。下山前に天候が崩れた場合、位置関係によっては鳳凰小屋から御座石鉱泉にエスケープした方が良いかもしれません。三山縦走中に崩れたのであれば薬師岳から尾根沿いに青木鉱泉にエスケープも出来ます。
■ドンドコ沢の登山道では一部沢に向かって切れ落ちている箇所があります。滑落に注意です。
■鳳凰小屋から賽ノ河原までの樹林帯で少々残雪あり。
- 難易度
感想コメント
昨年秋に訪れた鳳凰三山。
南アルプス登山では比較的自家用車で入山しやすい、夏冬共に体力にあわせたルート選択や日帰り・小屋泊・テント泊の計画が立てやすい、花崗岩質の三山それぞれに個性がある、東西で白峰三山と甲府盆地に挟まれていて展望も良いと魅力たっぷりの高山です。
今回は青木鉱泉からドンドコ沢沿いの急登コースをピストンです。
鳳凰小屋までの道中には南精進ヶ滝、白糸ノ滝、五色ノ滝と約300m~350m毎に滝があり、それぞれを休憩地点にすると丁度良いです。
ルートは明白ですが、鳳凰小屋以降の樹林帯は残雪が踏み跡を覆っていたりするのでピンクテープをしっかり確認しながら進みましょう。
樹林帯を抜けてから賽ノ河原までの斜度がある砂浜では、ここまでの疲労が蓄積した足が深く取られます。体重移動を上手く意識したりキックステップで登ると滑りづらくなります。また、この辺りでは既に標高2,500mを越えており身体が高山に慣れていなければ余計に息が上がります。基本に還って呼吸は長めの呼気を意識し、無理がないペースで小石仏群を目指しましょう。
今回は前回雨で出来なかったオベリスクの登攀も完遂!
午後になると西側から雲が湧きお天気は下り坂へ。
白根三山方面の稜線を雲が乗り越えて来たらまもなく鳳凰三山の稜線もガスで覆われました。こうなると赤抜沢ノ頭、観音ヶ岳、薬師ヶ岳(山頂やや広い)への縦走は中止にしたいですね。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。