剱岳(別山尾根)テント泊

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投稿者
本社 岡田 丈二
日程
2015年09月20日 (日)~2015年09月22日 (火)
メンバー
本社岡田、その他1名
天候
初日:晴れ、二日目:晴れのちくもり、三日目:快晴
コースタイム
初日:室堂(60分)雷鳥沢キャンプ場(110分)剱御前小舎(40分)剱沢キャンプ場 歩行時間3時間30分

二日目:剱沢キャンプ場(7分)剱澤小屋(17分)剣山荘(30)一服剱(45)前剱(40)平蔵のコル(65分/うちタテバイ待ち時間20分)剱岳(45分/うちヨコバイ待ち時間15分)平蔵のコル(45)前剱(30)一服剱(20)剣山荘(20)剱澤小屋(8)剱沢キャンプ場  歩行時間6時間12分

三日目:剱沢キャンプ場(60)剱御前小舎(130)みくりが池温泉(10)室堂  歩行時間3時間20分
コース状況
3日間天候が安定して、登山道、岩場とも乾燥した状態でした。室堂、雷鳥坂周辺は紅葉が美しく見頃を迎えています。朝は冷え込み剱沢キャンプ場周辺は霜柱が立っていました。

室堂から雷鳥坂~剱御前小舎~剱沢キャンプ場まで危険箇所はありません。

9月20日14時半、剱沢キャンプ場に着きましたが予想通り混み合っていて平らな場所の確保は諦めざるを得ません。傾斜地でもテントが張れるだけマシなのかも。

剱沢キャンプ場から一服剱まで歩きやすい登山道が続きます。ここから前剱まで大きな岩、浮石に注意、クサリ場もあります。

前剱~平蔵の頭も足元に注意、クサリ場あります。平蔵のコルの先は「カニのタテバイ」(下りはカニのヨコバイ)、手足をバランスよく使い剱岳頂上へ。

・剱沢キャンプ場はバイオトイレが導入され気持ちよく使えます。
・雨などで濡れた石、岩は大変滑りやすく危険です。岩場を通過する際は見極めが肝心です。
・ヘルメット必携です。
難易度
Google Map
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感想コメント

遠くから、近くから眺める剱岳は神々しく感じます。
今回、登頂時はガスに包まれ周囲の展望は出来ませんでしたが、アプローチも下山も思わず山をなめてしまいそうな絶好の登山日和でした。テントも多少傾斜地だったこと以外は風もなく穏やかな夜でした。

さて別山尾根ルートの核心部カニのタテバイ、ヨコバイはもちろんステンレス製の太いクサリは心強いです。が、あまりクサリに頼り過ぎないようにしたいものです。また残念なことに岩場でのヘルメット着用率はまだ6~7割程度でした。

天気がいいと言っても小休止時など身体は急速に体温を奪われますので面倒がらずに1枚ジャケットを羽織る等こまめな動作がイザという場合にきっと役立つと思います。

それにしても人を惹き付けてやまない剱岳は素晴らしいですね。

下山時にみくりが池温泉に立ち寄り汗を流しました、風呂上りのブルーベリーソフトクリームがとても美味しかったことは言うまでもありません。

フォトギャラリー

剱沢キャンプ場からの剱岳

みくりが池、浄土山、一ノ越、雄山

雷鳥坂、紅葉が見頃を迎えています

雷鳥坂から室堂、地獄谷方面

雲海をバックに大日三山も美しい

剱沢キャンプ場に到着、さすがシルバーウイーク、どこにテントを張ろうか・・・

これは絶景

二日目 剱澤小屋横をすり抜け、

剣山荘を横目に、

一服剱の山腹も紅葉です

一服剱からの前剱

前剱を登る

前剱頂上

平蔵のコル、カニのタテバイを待つ列

カニのタテバイ

もうひと頑張り

剱岳頂上 この少し前からガスがかかり頂上からの展望はありませんでした

下りはカニのヨコバイ

ハシゴ下降中

テントに戻り二日目の夜。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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