初冬のハイキング 琴平丘陵 (埼玉県秩父市)
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2015年12月01日 (火)~2015年12月01日 (火)
- メンバー
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- お花畑駅―(10)―西武秩父駅―(10)―牧水の滝―(5)―羊山公園―(45)―武甲山登山口の碑―(20)―398m峰―(35)―岩井堂―(20)―護国観音―(15)―大渕寺―(10)―影森駅
- コース状況
- 全体的にコース・案内板等が整備されており、ほぼ迷う事はありません。(羊山公園の先で一か所だけ立ち止まりました。)
ハイキングコースですが程々のアップダウンがあるので、しっかりしたシューズの方が安心です。
またコース上は落ち葉が多いので、足元には注意を払いました。
コースの前半は丘陵歩き、後半は札所を歩くというような面白いコースでした。
- 難易度
感想コメント
冬山シーズン本番前にどこかへハイキングに行こうという事になりました。
色々と検索して西武鉄道発行のハイキングマップを見つけました。
その中からちょっと面白そうな琴平丘陵のコースをチョイスして歩く事にしました。
スタートはお花畑駅から。
羊山公園までは車道を歩きます。途中に大正時代の歌人若山牧水にゆかりのある、牧水の滝がありました。
今では人工の滝ですが、「昔は趣のある良い場所だったんだろうな。」なんて思いながら見学しました。
羊山公園は芝桜が有名で、4~5月はかなりの人出になる所です。しかしこの時期は散歩に来ている人がちらほらいる程度で、ちょっと寂しい感じです。
羊山公園からしばらく歩くと、武甲山登山口の碑があります。ここは武甲山の西参道(宇根コース)で、石灰石採掘の為に昭和60年1月以降通行止めになりました。(武甲山の昔の標高は1336mだったのですが、今では標高が下がり登山コースも少なくなってしまった悲しい山です。)
ここからは少し急な登りになります。このコースの最高標高点の長者屋敷跡(399m)までは約40分の頑張りです。
長者屋敷跡からは途中にロープ・鉄の階段などがあり、低山でありながらちょっと注意が必要な感じでした。
鉄の階段を登った先に、修験堂と大仏坐像があります。
さらに下ると、秩父札所26番奥ノ院の岩井堂に着きます。この建物の造りは、京都の清水寺をう~んと小さくした感じです。下から見るとちょっと見応えあり。
ここまで来ると札所めぐりの方が来られる道なので、かなり良くなっております。
先に進むと秩父の街を見守っている護国観音があります。※関東三観音のひとつらしいです。
秩父へは何度も足を運んでいましたが、観音様があるのを初めて知りました。
(ここからの秩父の街・両神山・二子山方面の景色は良好です。)
さらにそこを通り過ぎたら、最後のポイント秩父札所27番の大渕寺(だいえんじ)に到着です。ここの境内には湧水(観音山延命水)があり、その水を飲むと33日長生きが出来るそうです。
大渕寺から秩父鉄道の影森駅までは、車道を約10分歩いて到着です。
フォトギャラリー
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。