北横岳&縞枯山で今季の初雪シーズン開幕

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2015年12月28日 (月)~2015年12月28日 (月)
メンバー
天候
晴れ
コースタイム
北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅(60分)→北横岳ヒュッテ(15分)→北横岳 南峰2472M(5分)→北横岳 北峰2480M(40分)→大岳2382M(80分)→坪庭 縞枯山への分岐点(15分)→縞枯山登山口(40分)→縞枯山2403M(10分)→縞枯山展望台2386M(30分)→縞枯山登山口(15分)→北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
コース状況
積雪量は100㎝にも満たしません。
今後の天気、降雪により積雪量はもっと増えます。
トレースなどもしっかりついていました。

三ツ岳へのコースは初心者向けではないので装備が不充分な方、初心者同士での入山はお控え頂いた方が良いと思います。
山頂では常に風が強いのでバラクラバや、鼻まで覆えるようなネックゲイターもお持ち下さい。
雪山装備必須。

ロープウェイは、通年運行中です。時刻表など最新情報の収集は努めて下さい。
難易度
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感想コメント

私の中では、毎年年末恒例、北八ヶ岳の北横岳&縞枯山へ登山納めとして行きました。
各地では雪が少ない、などという情報が飛び交う中の不安もあり、前日の勤務後に上野駅から夜行バスにて松本駅→鈍行で青春18きっぷ利用の茅野駅まで戻り、そこから路線バスにて北八ヶ岳ロープウェイまで。
年末の連休も始まってか、多くの登山客スキーヤーの方々で賑わってました。
ロープウェイに乗って上に上がってる時に見える、明らかに例年よりも雪が少ないという現実を目の当たりにしました。樹氷もまだ小さいです。

雪山初心者の方が挑みやすい山としても有名な北横岳。ロープウェイ山頂駅に着いても晴天で風は穏やか。
北横岳山頂では超強風。毎回冬に行くといつもこうです。すごく風が強いのでバラクラバや鼻まで覆えるようなネックゲイターなど必須です。ロープウェイ山頂駅での晴天で風も穏やかだと気が緩んでそのまま山頂へ行ってしまうと、山頂で風により顔が痛くなります。準備万端でアタックしましょう。

例年よりは積雪量は少ないものの、しっかりとした雪山ですので、前爪のある10~12本爪アイゼン使用で雪山装備でお出かけ下さい。例年だとピッケルの他、スノーシューやワカンもあると良いです。今回はピッケルとワカンも持参しましたが、不要位な積雪量でした。積雪量100㎝も無いほどです。

今回は北横岳の縦走路 三ツ岳までは行かずに北横岳から戻って縞枯山にも足を伸ばしました。
こちらは、登りの日陰が続く急登がなかなかキツイです。アイゼンワーク練習には持ってこいなルートではないでしょうか。例年だと、ここはスノーシューやワカン必須位の積雪量です。
もしもお時間にゆとりがあれば縞枯山の山頂の先にある展望台まで行ってみて下さい。素晴らしい絶景に見とれます。

雪は少ないとは言えども、隣接のスキー場は営業して賑わってます。ロープウェイも通年運行中です。最新情報は要問い合わせです。
ドッサリと降雪があるだろう1月か2月にまた行きます!

フォトギャラリー

お久しぶり北横岳 北峰2480M

ロープウェイ降りたらお馴染み光景も雪の少なさを物語る。

もちろん雪はあるものの、今年はまだまだ雪が少ない気がする。

青と白、冬の醍醐味。

冬の光景は本当に面白い。タツノオトシゴのような何かを想像掻き立てられる光景。

ビッグモンスターとまではいかぬも、迫力満点。

ここから、日陰の続く少し急な登り北横岳へ。

冬の階段はよりいっそう気を引き締めて。

今回は行きませんでしたが、危険箇所の多いコースなので装備万端でお出かけ下さい。

モフモフの雪道この先、日陰の急登を行って。。。

ここで既に強風。

いつ来ても見とれます絶景。

冬の造形美と蓼科山。

北峰へ行く途中の私の中での新撮影スポットに出会う。

北峰に到着。恐らく風速15M以上はある中、この先の大岳まで行きます。

大岳からも戻ってきて縞枯山へ。

いつもなら私いつもワカンで行くんですが岩が所々に見える位の積雪量。侮ることなかれ、ここは日陰続きの急登です。

縞枯山の山頂を通過し、展望台まで。

縞枯山ならではの光景。

無事にロープウェイ山頂駅まで到着。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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