リベンジ!赤岩尾根 西上州バリエーションルート
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2016年01月04日 (月)~2016年01月04日 (月)
- メンバー
- 天候
- 快晴
- コースタイム
- 赤岩口登山口→65分→赤岩峠→30分→▲赤岩岳1570m→65分→▲1583m峰→20分→最低鞍部 標石「一」→15分→小キレット→P4→15分→▲1533m(黄色テープにP3と表示)→20分→チムニー→8分→▲P3 1563m(板に赤く「P3」とあり→14分→P2→19分→▲P1 1589m峰→25分→祠→5分→八丁峠→40分→上落合橋登山口
- コース状況
- ■1月4日の時点では、積雪、凍結場所は無し
■赤岩峠直下の南面斜面と、八丁峠の南側斜面は落ち葉が積もり、非常に滑りやすい
■赤岩峠~八丁峠間はバリエーションルートとなるため、尾根の出会いや、ピークの前後でのルートが一部分かりにくい場所があります。エスケープルートもないため、読図によるルートファインディング力と、時間管理、撤退時の装備などが必要です。
感想コメント
年末に縦走できなかった、赤岩尾根に再チャレンジしてきました。
今回は飯豊を一緒に旅したナベさん(渡辺さん)と一緒です。
余裕をもってルートファインディングができるよう、前回より1時間ほど早く赤岩口を出発。
雲一つない快晴で、登り始めてすぐに腕まくりをするほどの温かさ。
前回は雪の舞う中、手を擦りながら登った寒さが嘘のよう。
「春山登山みたい…」
赤岩峠についても前回ほどの冷たい烈風はなく、コルから北の小峰を上がれば、青空の大パノラマ!
白く雪化粧した浅間や、赤城山がくっきりと望めました。
赤岩岳から1583峰まで、右に左に気持ちの良い景色を眺めながら尾根を歩けば、自然にテンションも上がってきます。
「さいと~さ~ん!右にも左にも山だ~!!!」
満点のナベさんの笑顔と青空に、こっちまで気持ちがウキウキしてきます。
1583峰の直前から、少し岩場が出てきますが、慎重にスタンスを見つけながらスムーズに通過。
「さ、こっから先が核心!」
前回標石「一二」からルートが分からなくなってしまった例の場所。
少し手前から、左の尾根に巻く道を意識して歩くと、左に踏み跡が!
「これかな?」
左下に延びていく踏み跡をたどっていくと、赤テープが!これで左の尾根に戻れそう。
しばらくいくと最低鞍部を示す標石「一」を発見!
「やったー!」
その後も二人でルートファインディングしながらP4、P3、P2を超えると、
今回のラストピークP1が目の前に聳えてきました。
PIへのゴジラの背を青空を背に思い思いに登ります。
「ナベさん!ここが頂上みたい!」最後の岩を登り切ればなんとも贅沢な大パノラマ。
「最高!」
ここまで無事にたどり着けた充実感で心が満ちてきました。
時間に余裕もあるので、ここで景色を楽しみながらゆっくりと休憩することに。
ナベさんが用意してくれた甘~いレーズンサンドが美味い!
「素敵なお正月だな」
まるで春のような麗らかで温かくて静かで気持ちの良い日。こんな日にこんな気持ちのいい場所にいるなんて本当に幸せ。
「さて、そろそろ下りようか」
八丁尾根まで降りてしまえばあとは、良く踏まれたジグザグの登山道がひたすら続きます。
凍った沢を左手にのぞめば、上落合橋登山口はもうすぐ。
丸太のはしごを下って、無事に登山口に到着。
帰りは大滝村にある道の駅「大滝温泉」で、温かい豚丼を食べて、温泉に入り、無事に下山できた安堵感と、あったか~い温泉に心をほぐされ、残りの帰途につきました。
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。