2016あけおめ登山~赤岳
- 投稿者
-
るんちゃん(おとな女子登山部)
浦和パルコ店
- 日程
- 2015年12月31日 (木)~2016年01月01日 (金)
- メンバー
- 友人一名
- 天候
- 曇→晴/風
- コースタイム
- 1日目 美濃戸口(50分)美濃戸山荘(110分)行者小屋(60分)赤岳天望荘(35分)赤岳(15分)天望荘
2日目 赤岳天望荘(40分)行者小屋(80分)美濃戸山荘(40分)美濃戸口
- コース状況
- ・美濃戸山荘までは雪ほぼ無しですが凍結箇所もあるので四駆車でないと危険です。二駆だったのでいつも通り美濃戸口に駐車しました。
・雪が少ない分、南沢ルートは岩が剥き出しで冬装備だと少し歩きにくいです。序盤は薄手のレイヤリングがオススメです。
・地蔵尾根は雪が少ないため鉄階段がまだ半分出ていました。
・天望荘から上は雪が少ないとはいえ強風で凍える寒さでした。
- 難易度
感想コメント
良い一年のスタートを切る為に、年末年始を山の中で過ごすという初の試みをやってみました。
久しぶりの本格的雪山なので、選んだ山は行き慣れた赤岳。休日とあって駐車場も登山道も行き交う人がたくさんいました。
降雪が例年に比べて少ないようでしたがやはり冬山、行者小屋より上は空気がピンと張りつめ、吐いた息でいつの間にか髪の毛は凍りついていました。稜線に出るとこれまた寒い寒い。とりあえず今夜の宿の赤岳天望荘で受付を済ませ、ストーブで暖を取るとついつい根が生えてしまい体が動きません。ぐうたらな気持ちを奮い立たせ、雪のちらつく中何とか赤岳の頂上に立ちました。
夜は年末年始恒例イベント、噂のじゃんけん大会に参加。毎年来ている方が半数近くおり、皆さんなじみ同士大いに盛り上がっていました。真冬の3000m近くの山の中とはとても思えないほど賑やかな夜でした。
翌朝は体が煽られるほどの強風、凍り付きそうになるのを堪えながら皆でご来光を待ちます。辺り一面ガスに包まれ諦めかけたその時、金色のまあるい太陽が雲海の中からぽんっと出てきました。歓声が沸き起こり、白い世界がみるみる暖かい薔薇色に染まります。ああこれで今年も良い一年を迎えられるような気がする…しみじみ。
念願のご来光を見れたところで一旦小屋に避難。再び外に出ると相変わらずのブリザードでしたが、昨日とうって変わって真っ青な八ヶ岳ブルーの青空に、雪煙たなびく赤岳や横岳は圧巻の一言。下らずに縦走したくなりましたが、可愛い甥っ子と姪っ子にお年玉をあげなくてはいけないので後ろ髪引かれる思いで下山しました。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。