雲取山 降りたての白銀の森へ

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2016年02月15日 (月)~2016年02月16日 (火)
メンバー
天候
1日目:曇りのち雪 2日目:晴れ
コースタイム
1日目:留浦駐車場→10分→鴨沢登山口→140分→堂所→120分→(七ツ石小屋・七ツ石山を巻く)ブナ坂→60分→奥多摩小屋(テント泊)
2日目:奥多摩小屋→60分→▲雲取山2017m→40分→奥多摩小屋→20分→ブナ坂→20分→▲七ツ石山1757m→七つ石小屋経由→堂所→120分→留浦駐車場
コース状況
■前日の、春のような気温で、15日は登山道にほとんど雪が無く、奥多摩小屋まではアイゼン無しで登れました。
■七ツ石小屋は営業を終了しています。
■16日に降雪があり、再び登山道に雪が付きました。これから行かれる方は、軽アイゼン、もしくはチェーンアイゼンは必須です。
■奥多摩小屋~山頂までの稜線は風が強いです。顔まで隠れるネックゲーターもしくは、バラクラバがあると良いと思います。
難易度
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感想コメント

一年越しの雲取山。去年の登山では、寒さ対策がちょっと甘かったので、今回はバッチリ用意していきました。
前日の春のような陽気で、登山道の雪は殆ど溶けてしまっていて、なんと奥多摩小屋までアイゼン無しで登れてしまいました。
曇りの静かな山の中、ふかふかの落葉の道をゆっくりと登ると、堂所を過ぎたあたりで雪が舞い始めました。
ゆっくりと、静かに山を白く包んでいきます。
奥多摩小屋に付くと、辺りはガスの中。降りやまない雪の中、テントを張って、水場へ。
小屋から2分も下った水場には、豊富に水が流れていました。
雪見鍋で体を温めて、就寝前にテントを出ると、いつの間にか雪はやんで、星空が広がっていました。
西には、綺麗な夜景も。
翌朝は、真っ白な雪に朝日。
降りたての真っ白な新雪の森を歩くのは本当に気持ちがよく、富士山を眺めながら山頂を目指します。
奥多摩避難小屋で、小休止して、登頂!気温は-4度。
この時期にしては暖かいですね、きっと。ただ、風が吹くと冷たいです。
帰りはテントを回収し、七ツ石山を経由して下山しました。
まるで違う山の表情を楽しむ事ができた、充実した2日間でした。

※鴨沢バス停の駐車場は、一般登山者の方の駐車は禁止です。ひとつ前の留浦バス停に、駐車場と、トイレがあります。(帰りのバスの本数も鴨沢より、こちらの方が多いです)
※小袖乗越にも村営駐車場がありますが、車幅が狭いのと、積雪、路面凍結時の、ノーマルタイヤでの通行が難しと思います。留浦駐車場から、鴨沢までは歩いても9分程。自信のない方はこちらの駐車場がオススメです。
※樹林帯の中は比較的暖かいですが、稜線は風が強いところがあり、しっかりとした防寒対策が必要です。
特に、グローブは予備も含め、しっかりと防風性のあるオーバーグローブがあるといいと思います。

フォトギャラリー

一年越しの登頂!

スタート

前日の暖かさで雪が融けていました。

アイゼン使いませんでした。

堂所から雪が舞い始め…

だんだんうっすらと積もってきました。

ブナ坂

奥多摩小屋の水場は水出ていました

雪見鍋であたたまる

翌朝は晴れました(*^_^*)

テントは私たちだけでした

朝一番の富士山

奥多摩避難小屋-4℃

最高の天気でした

さて、次は7ツ石山へ

雲取山をふりかえる

富士山は隠れてしまいました

今日も素敵です☆

前日とまるで違う登山道

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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