春はすぐそこまで・・・蓼科山
- 投稿者
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るんちゃん(おとな女子登山部)
浦和パルコ店
- 日程
- 2016年02月19日 (金)~2016年02月19日 (金)
- メンバー
- 友人一名
- 天候
- 曇→晴
- コースタイム
- 女神茶屋(135分)蓼科山頂ヒュッテ(5分)山頂蓼科山頂ヒュッテ(60分)女神茶屋
- コース状況
- ・樹林帯は土が出ているところもありますが、標高が上がるとまだまだ凍っている場所も多かったです。
・山頂直下は強風で体が煽られました。岩場で足場が狭いので滑落注意です。
- 難易度
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感想コメント
ここ最近山に行けず訛った体を慣らすため、行動時間が短くお手軽な冬山・蓼科山に登ってきました。
風が強い予報でしたが、取り敢えず行けるところまで行ってみることにしました。
平日にもかかわらず、登りやすい百名山のせいか駐車場は賑わっていました。樹林帯の雪はすっかり落ち着いており、ところどころ土が出ていてかえって歩き辛く、汗は流れ落ちるほど。それでも標高が上がるとザラメ雪がまだ残っており、それが次第に氷に変わりアイゼンが無いと非常に登りにくくなってきました。頂上付近は強風が吹き荒れているらしく、ピューピューと不気味な音を上げています。案の定、樹林帯が終わり山頂直下の岩場に差し掛かると風で体が煽れるほど。滑落しないよう慎重に歩みを進め、何とか頂上2530mに立ちました。濃霧の中に黒い岩がゴロゴロしていて、まるであの世のような光景が広がっていました。
寒いし物寂しい場所にいつまでも留まるわけにはいかず、写真を数枚収めて下山。するとさっきまでの曇天が嘘のように晴れ渡り、八ヶ岳らしい晴天が広がりました。風も落ち着き、目線の向こうにゴツゴツした南八ヶ岳の峰々と南アルプスがくっきり聳えていました。
もう少しのんびり行けば、素晴らしい眺めを山頂で味わえたかもしれない、今回はちょっぴり急ぎすぎてしまいました。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。