上高地 中千丈沢 アイスクライミング
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2016年02月29日 (月)~2016年03月01日 (火)
- メンバー
- 天候
- 29日:雨のち雪 1日:くもり
- コースタイム
- 坂巻温泉(90分)中千丈沢出合(90分)中千丈沢アイスエリア(45分)中千丈沢出合(60分)坂巻温泉
- コース状況
- 積雪不足で沢を詰めれず、左のルンゼを経由した方が良いです。
- 難易度
感想コメント
2月にもかかわらず、坂巻温泉から大正池ホテルに着くまで雨に降られてしまいました。
中千丈沢出合いからは、トレースはないものの積雪は多くはなく、ワカンもいりませんでした。そこからのアプローチは大岩の左の尾根の左の急なルンゼを登っていきましたが、下に硬い氷の層がありキックステップで登るには苦労しました。
尾根を乗越して、1回の懸垂で中千丈沢沢に降りるも、弱層もあり左右からの雪崩が気になりました。
アプローチに時間がかかりすぎてしまい、2ピッチのコメットを登りました。取りつくころには、降雪が強まり、1ピッチ目は友人のリードでしたが、ビレイ中も雪崩の心配は収まらず、中々モチベーションが上がりませんでした。そのため、2ピッチ目も友人にリードにしてもらいした。
2ピッチ目の終了点からは50mの懸垂で取りつきに戻りました。
急な積雪で雪崩のリスクもあったので、急いでデポを回収して帰りは、中千丈沢を懸垂を繰り返しで出合いに戻る。
2日目もアイスの予定ですが、リスクが高そうなので今回は断念しました。
帰りがけに、乗鞍の善五郎の滝に寄るも、一度全崩壊した後で氷結が進んでいるようでしたが、プロテクションが取りづらそうな発達中でしたので、こちらも断念。
来シーズンは、準備をしっかりして今回登れなかった中千丈沢のアイスルートを登れるようにしたいです。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。