南高尾　カタクリの里から草戸山

カタクリや山の花が見られる「カタクリの里」へ行って来ました。定期バスだとバス停から20分ほど歩かなくてはいけないそうですが、この時期は臨時便が出ていて目の前で停まってくれます。平日なのにかなり並んでいて1回では乗り切れず、数名の人が30分後の便に振り替えられていました。今年の臨時便は3月18日から4月10日の期間だそうです。
バスで20分ほどで到着し、受付で500円入園料を払うと、園内の地図を渡されました。手書きでびっしりと花の名前が書かれていますが、山の花はさりげなく咲いていることも多く、さらにまだ咲いていない花もあり、知識のない我々は地図と現物の照らし合わせに苦労しましたが、途中からなんとなく「これが雪割草では？」とわかってきました。すこしは覚えられたような気がします。
平日だというのにかなりの人で、お昼頃にはお弁当を広げる人があちこちに。ベンチはほぼ埋まっていましたが、あまり見晴らしのよくないベンチにささっと座って我々もお昼にしました。
お土産物屋で安納芋を200円で購入し、そろそろハイキング開始。バス停に戻ると来た道とは反対側に進みます。しばらく歩くと道路沿いに城山湖への看板が出ているので右折し、階段を上り、登山道に出たら左手に進みます。フラットで歩きやすい道が続き、やがて開けた場所に出ます。ここが評議原で、ベンチとテーブルがあり休憩所になっていました。
そのまま道なりに歩くと金刀比羅宮に出ます。神社の下の道路右手にゲートがあるのでそこから城山湖の端を歩き、もうひとつのゲートを通過するとまた登山道になります。ゲートは解放時間（8:00～17：00）が決められているので注意してください。
ちなみに我々は神社の鳥居横に登山道を発見したのでそこを歩き、一度城山湖の反対側に出てしまいました。桜が咲きはじめていてきれいでしたが。

城山湖から草戸山までは20分程度で、思っていたより近く感じました。2度草戸山に来ていますが、山頂から眺めると湖はもっと遠くに感じたからかもしれません。夏に来たときにはむせ返るような新緑だった草戸山もまだなにも芽吹いていませんでした。
山頂から高尾山口駅までは樹林帯の道ですが、歩きやすいので春のファミリーハイキングなどにおすすめのコースです。