☆まほろばロケーション。大天井岳です。☆
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2016年08月08日 (月)~2016年08月09日 (火)
- メンバー
- 天候
- 8日/☀ 9日/☀
- コースタイム
- 【1日目】
中房温泉(30分)第1ベンチ(20分)第2ベンチ(20分)第3ベンチ(20分)富士見ベンチ(20分)合戦小屋(50分)燕山荘(60分)大下りの頭(120分)喜作レリーフ(50分)大天荘
【2日目】
大天荘(10分)大天井岳(10分)大天荘(110分)大下りの頭(40分)燕山荘(30分)燕岳(30分)燕山荘(180分)中房温泉
- コース状況
- 【中房温泉~燕山荘】
標高差約1,300mあります。整備はされていますが、段差の大きいとこもあり。
登山者が多いため、すれ違いの際は声を掛けあって。
【燕山荘~大天井岳】
稜線上は風が吹きさらし。大下りの頭の辺りは巻道となり風がなくなる。寒暖差が大きい。
喜作レリーフから大天荘までは約300m登るが、トラバースなので斜度は緩い。
大天井岳は大天荘から約10分登った場所にあります。
中房温泉へ車でアクセスする際は10キロほど細い林道を走ります。バスや大型車とも普通にすれ違います。今回は平日の早朝にも関わらず、中房温泉の駐車場はほぼ満車でした。
大天荘テン場 ¥700
中房温泉入浴料 ¥700
駐車場は無料
- 難易度
感想コメント
読めますか?大天井岳。”おてんしょうだけ”って読みます。
最近まで”だいてんじょうだけ”と登山用品を扱う店員らしからぬ棒読みをしていました。
大天井岳は北アルプスの周辺の山に比べると地味な印象ですが、標高2,922mで、常念山脈の最高峰です。山体も大きく、南アルプスの間ノ岳に似ているな~。
今回は中房温泉から燕山荘を経由して大天荘に幕営し、翌日大天井岳と燕岳に登ってまた中房温泉に戻りました。
北アルプスの人気の山は人が多くてあまり好きではないんですが、
友人が「大天荘のテン場が穴場」というこで、行ってきました。
今回は絶対安心のシェルター、ツェルト泊登山。
燕岳はさすが北アルプスの人気の山、平日にも関わらず
「こんなにも山には人がいるのか!?」
と老若男女様々な登山者がいました。まだまだ山人気も捨てたもんじゃないですね。
中房温泉から燕山荘までの合戦尾根は標高差約1,300mあるので、ここまでで体力を削られてしまいそうですが、
(相方は合戦尾根でHPを使い果たしたと嘆く)
目指す大天井岳までは稜線歩きとはいえ燕山荘から6キロほどあり、弱音を吐いている暇はありません。
合戦尾根を登りきると燕山荘に到着。
目の前に燕岳、野口五郎岳や鷲羽岳などの裏銀座、槍ヶ岳などの素晴らしい展望が目の前に広がります。さすが北アの人気スポット、展望は最高です。
そしてここから大天井岳までは気持ちの良い稜線歩き。天気も良く、終始槍ヶ岳、裏銀座、目指す大天井岳の展望が素晴らしい。The表銀座。
砂礫地が多いので植物は少なめですが、コマクサが咲き乱れてました。
この区間唯一の鎖場を抜けた喜作レリーフという鞍部から大天荘までの約300mの登り。トラバースなので斜度は緩やかですが、最後の山場です。
登りきると本日の目的地、大天荘に到着。
大天荘のテン場は最高のロケーションでした。テン場は小屋の近くで結構広いです。正面に前穂から槍ヶ岳までが見渡せ、眺めは抜群。登山口から距離があるので幕営する人も燕山荘より少ないです。
夜は一転暴風が吹き荒れ、ツェルト内ははためき轟音が鳴り響き、夜中にペグが抜けて2度ほど修正してほとんど寝れず。
翌日起きるとイマイチな天気も相まってものすごい倦怠感が襲う。
他の登山者は常念方面に向かう人や、そのまま表銀座を抜ける人が大半。
みなさんお休みが多くていいですね~
イマイチと言うものの、夏山には上々の天気で、2日目も展望は良好。
昨日登らなかった大天井岳と燕岳に登って、また合戦尾根のバカ下って中房温泉入って帰りました。
疲れを引きずったまま中房から浜松までの運転で眠くてフラつく。1時間ほど仮眠を取るつもりが、起きたら7時間も寝ていました。
こんなに辛い思いしてなぜ山に登るのか?それを超越する何かがあるのでしょう。
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。