屏風岩東壁フリークライミング・雲稜ルート【穂高】
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2016年09月02日 (金)~2016年09月03日 (土)
- メンバー
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 1日目:上高地110分~横尾~60分T4尾根取付き40分~T4~東壁(フリークライミング)~下降T4ビバーク
2日目:雲稜ルート~T4 120分~横尾100分~上高地
- コース状況
- アプローチは明瞭、川の渡渉もクツを濡らさず渡れました。
フリークライミングは一部PDとなっていましたが、小さなナッツやカムが有効。
ブッシュが若干気になりましたが登れないほどではありません。
雲稜ルートはやはり人気ルートだけあって、岩もしっかりしています。
どちらのルートにも言えることは古い残置はあまり使わないほうがいいでしょう。
- 難易度
感想コメント
穂高の屏風岩といえば日本のアルパインクライミングの象徴ともいえる岩壁です。
涸沢に向かう谷の対岸に立つ壁を誰しも眺めたことがあると思います。
人口主体のルートがフリーかされる中でこの屏風のこの2つもフリーで臨んできました。
「フリークライミング」
東壁ルンゼに沿ってオールフリー、オールNPで登られた究極的なルートとあり、初登者の優れた眼力には脱帽しました。東壁ルンゼの古い残置はいくつかありますがクラックでプロテクションは決めれます。パートナーはほぼ残置無視で(私は何個か残置を使ってしまいましたが・・・)
3P目の核心のハング下のトラバース濡れていたのもあり惜しくもフリーでは抜けれず(フォローはフリーでした)4P目も非常に面白い内容のルートでした。
5P目より雲稜ルートへ合流美しいスラブを登り下降しました。
翌日は雲稜をフリーで挑みました。やはり3P目はグレード以上のものを感じました・・
なんとなくムーブも判りましたがフリーでは抜けれず上部は昨日登ってるので割愛しラッペルしT4へ。
当初はフリークライミングのみの予定でしたが、思いのほかスムースに登れたので
雲稜も登れ充実した2日間となりました。次回来るときは雲稜もオールフリーを目指したいです。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。