日本三百名山 高原山リベンジならず 大沼・枯木沼散策

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投稿者
家田 森
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日程
2017年02月10日 (金)~2017年02月10日 (金)
メンバー
家田
天候
晴れ
コースタイム
エーデルワイススキー場(0:20)旧鶏頂山スキー場入口(1:40)スキー場トップ(0:20)大沼(0:20)スキー場トップ(0:40)枯木沼(1:00)旧鶏頂山スキー場入口(0:20)エーデルワイススキー場

実働時間:4時間40分
コース状況
〇エーデルワイススキー場~旧鶏頂山スキー場入口(日塩もみじライン)
 除雪されており歩きやすい。朝は凍結注意。
〇旧鶏頂山スキー場入口~スキー場トップ
 積雪1.5m~、トレース無し。やや湿った重い雪。ゲレンデの中を歩く。
〇スキー場トップ~大沼
 道標、赤テープのような物は無し。コンパスを見ながら木立の間隔がやや開いている、少し谷状になっているところを探りながら進む。大沼分岐には石柱があり、5分強くらいだがルートは判別できず、方角を頼りに大沼へ。
難易度
Google Map
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感想コメント

 車のない自分にとってこの高原山、同じ関東にありながら公共交通機関がないためハードルが高くなってしまっているのですが。山麓には有名なスキー場があり、そのスキーバスを利用すれば交通費が安くつく!と今回の計画を立てたのですが。
 まず先月、約3週間前のこと。地図を見るとハンターマウンテンスキー場のゴンドラトップから高原山まで登山道がしっかりついていて、紅葉のシーズン等は賑わう様子。ならば利用しない手はないと、いざハンタマに着いてゴンドラ券を購入しようとしたところ。受付のお姉さんに「登山の方の利用は禁止させていただいております」とのこと。なんと!どこにも書いてないじゃないか!?まぁ、喧嘩しても始まらないので諦め、ゴンドラトップまで「とりあえず」行かせて貰おうとすると。ゴンドラに乗る時も「登山はできませんよ」と念を押され。ゴンドラトップからちょこっと偵察してみようとすると、「そっちは危険だから行かないで下さい~」と呼び止められ。かなり神経質になっている雰囲気。バックカントリーの事故が多いのかな。施設を通過・利用させていただいている以上、スキー場の意向に逆らうのも申し訳ないので、そのまま下りさせていただいた。
 改めて翌月(今回)。隣のエーデルワイススキー場のリフトトップも、高原山への登山道の近くまで伸びているので、電話で確認してみると。やはり「登山の利用はできません」とのこと。昔はよくスキー場から登山もしたものだが、最近は出来ない所が多いのか、土地柄そうなのか。どおりで高原山の雪山登山記録が出てこない訳だ。
 いずれにせよ、それならば、歩いて登るだけだ。もともと夏道登山道はエーデルワイススキー場の更に隣の今は閉業している旧鶏頂山スキー場を経由していることもあり、エーデルワイススキー場まではスキーバスで来れるので、そこから歩くことで交通費は節約することができよう。時間的にはやや厳しいけれど。

 結果、雪が思いのほか重く。時間的にも体力的にも限界になり、ピークを踏むことは叶わなかったですが。なかなか楽しい雪遊びができて楽しかったです。
 高原山は、また季節を変えるなり、コースを変えるなりでまた来るとしましょう。一人も楽しいですが、足のある仲間数名とまた雪の時期にチャレンジするのも楽しみですかね。

フォトギャラリー

1月に来た時に那須塩原駅より撮影した高原山

エーデルワイススキー場より隣の旧鶏頂山スキー場まで車道を歩く。除雪されており、シューズチェーンで快適に歩ける。

旧鶏頂山スキー場入口。ここでスノーシュー装着。正面にある看板の脇に入っていくのだが…

淡い期待に反し、トレースは皆無。

入口近くにある大鳥居。きれいな雪面の車道をスキー場まで楽しいラッセル。

約15分で廃屋となっているロッジに着く。

人の気配のないゲレンデを延々と登る。

ようやく晴れ間が覗き、鶏頂山が顔を出し励ましてくれる。

必死に高度を稼いで来てみると、エーデルワイススキー場のリフトトップがすぐそこだったりする。

気を取り直し、ひと登りで旧スキー場トップ着。またもぼんやりだが鶏頂山が歓迎してくれる。

スキー場を離れ登山道に入る。地形も読みづらく、道標、赤テープもないのでルートをしっかり読む必要がある。

ぽつんと見つけた大沼入口道標。大沼へは更に樹林帯に突入。

たどり着いた大沼。沼のド真ん中から鶏頂山を仰ぎ見ることができるのも、この季節ならでは。

登りは左手からきたので、帰りはここを右手正面に下り枯木沼を経由で。

エーデルワイススキー場のリフトベースの一つが見える。レストランもあるが、今回はもちろんスルー。

枯木沼と鶏頂山。やはり沼の真ん中を突っ切るこの快感。

この急斜度。シリセードを試すも雪が重く全然滑らなかった。残念。

向かいに見えるは荒海太郎山か。あれも日本300名山の一角、カッコいいですね。

往路に合流するも、場所によっては風でトレースが結構消えてしまっていた。

エーデルワイススキー場着。中央に前回来たハンタマスキー場のゴンドラトップも見える。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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