残雪の蝶ヶ岳
- 投稿者
- つじまい(おとな女子登山部)
- 日程
- 2017年06月05日 (月)~2017年06月06日 (火)
- メンバー
- おとな女子登山部
荻野なずな部長 あやや つじまい
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 一日目 行動時間5時間24分
出発06:14
駐車場→(18分)→三股登山口→(44分)→ゴジラの木→(66分)→まめうち平→(187分)→蝶ヶ岳→(9分)→蝶ヶ岳ヒュッテ
到着12:16
二日目 行動時間3時間14分
出発05:28
蝶ヶ岳→(121分)→まめうち平→(40分)→ゴジラの木→(22分)→三股登山口→(11分)→駐車場
到着09:13
合計距離: 11.19km
累積標高: 1561m
気温: 最低6.8°C -最高16.6°C -平均10.9 °C
- コース状況
- 三俣ゲートに70台ほどが駐車できる駐車場あり。
トイレ 三俣ゲート駐車場、 三俣登山口、蝶ヶ岳ヒュッテ
登山届 三俣登山口
三俣ゲートから15分ほど林道を歩くと、登山口に着。
・つり橋を渡って登りが始まり、力水という最終水場を過ぎて、しばらく登るとゴジラの木。
・階段や木道で整備された樹林帯の登山道をジグザグに登る。
登り切ったらまめうち平で、休憩適地。
・右手方向に常念岳が見えてくる辺りで、雪が出てくる。
・滑落すると止まらない斜面のトラバースがあり、このあたりでアイゼンをつけたほうがよい。
・最後の急登は、ピッケルが必要。
朝早くは雪が締まって歩きやすいが、日が当たるとグズグズの雪で滑りやすいので注意。
ここ数日、滑落事故が相次いでいるようです。
立ち寄り温泉
ほりでーゆ~四季 ※蝶ヶ岳ヒュッテで割引券もらえます
- 難易度
感想コメント
おとな女子登山部、荻野部長・あややと一緒に蝶ヶ岳に一泊二日で登山に行ってきました。
前日まで長野県松本市でランドネピクニックというアウトドアイベントに出展していましたので、
そのまま安曇野市に移動。
前泊の宿で共同装備の割り振りと、食料のパッケージの端っこを切ったり袋をつめかえる作業をしました。
さて、蝶ヶ岳は、飛騨山脈にある標高2,677mの山。
常念山脈の稜線上、常念岳の南にあり、無雪期なら困難な個所は無く、登山初心者におすすめの山として人気です。
今は残雪期で、ルートの途中からはアイゼンとピッケルを使っての登山となります。
登山口からしばらくは新緑が美しい樹林帯で、ゴジラの木やニリンソウの群生に出会いました。
途中で私が長いパンを落としてしまうアクシデントがありましたが、親切な方が拾ってくださり、まめうち平で渡していただきました。
本当にありがとうございました。パンの外付けは今後絶対しないと心に誓いました。
標高2200mあたりから雪が増えてきて、夏道をはずれて、最後は直登に。
久しぶりの雪の登りはとても楽しかったです。
稜線に出ると、槍ヶ岳と穂高連峰の大展望!
こんなに近く、大きく見えると思っていなかったので大変感動しました。
この時少しガスっていたのですが、日の沈むころには、すべてが丸見えになっていました。
北を見ると常念岳へと続く稜線。
東を見ると安曇野市の街。
西を見ると梓川を挟んで、穂高岳、大キレット、槍ヶ岳と続く北アルプスの主稜線。
槍から穂高へ目を移していくと、去年夏の大キレット縦走を思い出して、グッときました。
大キレット縦走はもうすぐ発売のグッデイリサーチ夏号に掲載されますので、ぜひご覧ください。
部長に、写真を撮るときの美しい飛び方を伝授していただきながら、贅沢なマジックアワーを過ごしました。
蝶ヶ岳ヒュッテの、この日の宿泊は十人ほどで静かです。
作ったゴハンがとても美味しかったし、可愛い手ぬぐいもゲット。
翌日の朝焼けも素晴らしくて、下山するのが悲しくしょんぼり。
山を目いっぱい、楽しんだ二日間でした。
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。