奥多摩 川乗谷本谷 ~聖滝、夫婦滝、3段滝を目指して~

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投稿者
大島
横浜西口店 店舗詳細をみる
日程
2018年07月20日 (金)~2018年07月20日 (金)
メンバー
Oさん、Kさん
天候
晴れ
コースタイム
大沢バス停トラウトセンター(10分)川乗橋バス停(30分)入渓キャンプ場(5分)聖滝(300分)竜王橋(40分)トラウトセンター

地図はオレンジのライン
コース状況
トラウトセンター 1日駐車1000円 公衆トイレ有
川乗谷本谷 林道へ移送していて脱渓ポイントは多数。日原川出合から遡行してもいい。
聖滝 ゴム底が必要。フェルトでは巻きしかない?
夫婦滝 アブミが必要。3つ使用。ハーケンを打ち足す。
3段滝 3段目が困難。2段目から左岸で巻き。
難易度
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感想コメント

2年越しで聖滝へと再訪。

今回は前回必要と感じたクライミングシューズを持ち、
アブミも買い足しました。

強い仲間たちのおかげで目標としていた竜王橋まで抜けることが出来ましたが
私自身単独の力ではまだまだ不可能。もっと力を付ける必要があります。

今回は聖滝、夫婦滝、3段滝を目的としたので
日原川出合からは遡行せず、途中の通り抜けのみ許可されている
私設キャンプ場からの入渓し、わずかで聖滝へと出合います。

今年も変わらず白い岩肌を縫うように流れ落ちるその様は
美しさが際立っていました。

聖滝
F1 15m程泳いで取りつく。
  カチが新たにできていて身体を上げやすくなっている。
  左右の壁に突っ張って突破する人が多いが
  水流中のフットホールドを見つけられれば
  マントル気味に返して登ることも出来る。
F2 F1を登るとすぐにF2の釜。
  水流を避けるように突っ張り登るのだが
  ゴム底でないと足が止まらない。
  ここをフェルトで突破したと言う話は聞いたことがない。
F3 F2でゴム底に履き替えていることが多く
  フリクションをしっかりと利かせれば
  割と登りやすいが増水してるときは別。
F4 下3つに比べるとはるかに容易。
  釜がととてもきれい


聖滝から逆川出合を送り15分ほどで夫婦滝に到着。
大きなチョックストーンの2条の滝となっています。

夫婦滝
1段目 用意。足元でビレイできる。
2段目 滝裏からアブミを2つ設置して右壁の段に上がる
    そこで3つ目のアブミを使用。
    後続がいる場合、アブミは残した方がスムーズになる。
    この間、ハーケンを打ち足す。
    最後は小さなチョックストーンを抱えるようになる。
登りきると残置あり。強度要確認。

そして、夫婦滝を登りきるとすぐに3段滝が視界に入ってくる。
この間、脱渓ポイントはないので夫婦滝の大チョックストーンに
キャニオニング用の支点があるのでそれを利用して降下し
逆川の入渓路からエスケープすることも可能。

3段滝 
1段目 ヒョングリ状になっている。
    水圧は強くザックに当たると飛ばされる。
    よけながら登るかバックロープで引き上げるといい。
2段目 やや滑りやすいが容易。
3段目 困難。2段目左岸から巻きに入る。
巻きもやや悪い。

抜けるとすぐに脱渓ポイントありだが
竜王橋を潜るまで遡行すると7m位の滝が2つ。5m位が1つ。
そこまでにも何か所か脱渓ポイントあり。

遡行グレードは2級~2級上
アブミ、ハーケンなど使い慣れていないと時間が掛かる。

フォトギャラリー

聖滝F4の美しい釜

今回もトラウトセンターさんに駐車させてもらいました。受付で本谷?と聞かれ最近入渓者増えているようですねぇ

聖滝。今日も美しい。

泳いで取りついて突っ張る。

F2 サイドに腕を張り水流をお腹の下に

頑張って身体を上げる。離陸できれば突破!

F3からF2釜とF1落ち口。

F2高さはないのだが水流が強すぎる&ホールドなさすぎ問題。

突っ張って越える。

私も靴を変えるが離陸できずゴボウ。

F3はフリクションと側壁利用で簡単。

F4釜。中央の流れは洞窟からの水です。

夫婦滝。

アブミ設置中

なかなか泥臭い登りになる夫婦滝。Oさんが居たから突破できた。

3段滝F1。水流を喰らうとヤバイ。

3段目。困難。登るなら左側ですが…

Oさん行けそうかなー。

ものすごい雷鳴が轟いていたので左岸から巻き。悪いです。

竜王橋の先で脱渓。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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