熊野古道小辺路 1泊2日

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投稿者
中村
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日程
2018年10月09日 (火)~2018年10月10日 (水)
メンバー
グランフロント大阪店:中村
その他1名
天候
曇り一時雨
コースタイム
10/9
高野山千手院前バス停(150分)水ヶ峰登山口(100分)大股登山口(150分)伯母子岳山頂(160分)三浦口バス停[泊]
【総距離29.27km 累積標高(上り1810m 下り2290m)】

10/10
三浦口バス停(100分)三浦峠(210分)昴の郷ホテル(50分)果無集落(100分)果無峠(210分)熊野大社本宮(20分)大斎原
【総距離33.14km 累積標高(上り2471m 下り2731m)】
コース状況
危険箇所はありません。車道を歩くこともありますので、バイクや車には十分注意しましょう。
熊野古道の一部ですので、公衆トイレも整備されていますが、山中にはほとんどありません。
難易度
Google Map
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感想コメント

大峯奥駈予定でしたが、道の崩落が多いとの情報でしたので、前哨戦と力試しも兼ねて熊野古道の小辺路へ2泊3日の予定で行ってきました。

まずは高野山まで電車とケーブルカー、バスを使って向かいます。
朝5時前に大阪を出発しましたが、千手院前バス停に到着したのは8時過ぎ。そそくさとお手洗いと準備を済ませ、いざ出発です。
初日は伯母子岳を登頂し、直下の避難小屋で泊まる予定でスタート。大股集落までは車道歩きも多いですが、厳しいアップダウンもなく順調に進めました。大股の登山口にはトイレと自販機があります。
一息ついていざ伯母子岳へ。
山頂手前で迂回路の看板があり、イヤな予感もしましたが見ないふりをして伯母子岳に登頂しました。その後、伯母子岳避難小屋を目指しましたが道が崩落しているらしく向かうことができませんでした。
仕方なく迂回路を通り大回りで一気に三浦口まで下山しました。すでに17時を回り暗くなり始めていましたが、何とか三浦口バス停に到着し、河原にツェルトを張って2日目に備えました。

2日目は一気に熊野本宮大社を目指す予定で3時起きの4時出発。
真っ暗の中をヘッドライトの明かりを頼りに三浦峠へ。峠についた頃に日の出を迎えました。そこからまた一気に下って本来2泊目に予定していた昴の郷へ。しっかり休憩をとったあと、果無集落へ向かいます。本来なら柳本橋を通りますが、ここも通行止め。車道を通り、集落への登山口に取り付き、果無集落に到着後、有名な世界遺産と彫られた石碑を背に果無越えです。
天気もやや悪かったですが、この上りが最後と気持ちを入れて果無峠到着。帰りのバスの時間も迫っていたので一息入れたあと、最大の標高差を下って道の駅へ向かいます。
熊野本宮大社に到着したのは帰りのバスの30分前でした。

今回は道の崩落で急遽1泊行程になりましたが、本来は2泊が望ましいと思います。
小辺路は生活道として使われていた歴史があるため、中辺路に比べると歴史的な建造物は多くはありません。
それでも、昔の人が通った道を今のこの時代に歩けることを幸せに思えた2日間でした。

フォトギャラリー

金剛三昧院下からスタート

高野龍神スカイラインも通ります。車注意!

大股登山口。トイレ、自販機有

桧峠の避難小屋

本来はここを左で伯母子避難小屋

伯母子岳山頂。360°の展望

一気に下って三浦口へ。

2日目は日の出前にスタート。三浦峠近くでようやく日の出

三浦峠まで来ました。

車道歩きを2時間すれば昴の郷ホテル。宿泊や日帰り入浴も可能。ここから五條へバスも出ています

昴の郷奥のトンネルを通って果無集落へ

かなり揺れると噂される橋ですが、台風の影響もあり通行止め

果無集落を振り返る

小辺路最後の峠越え

果無峠はガスで真っ白

ここへ下ってきます。バスで熊野本宮へ向かうことも出来ます

熊野本宮の裏側に到着

水害で今の場所に移る前は、熊野本宮はこの場所にありました。長い長い小辺路、フィニッシュ!

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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