寒波でもふもふ綿向山(滋賀県)

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投稿者
あやや(おとな女子登山部)
日程
2018年12月29日 (土)~2018年12月29日 (土)
メンバー
島田ガイド・前田ガイド
お客様4名
天候
曇り
コースタイム
登山口(195)ブナの珍変木(30)綿向山(25)7合目(15)5合目(60)登山口
コース状況
・ピッケル・アイゼン必須です。
・積雪量が多かったもののトレースがあった為ワカンは使用しませんでした。
・日差しはありませんでしたが、強風時には雪が顔を差すので目を保護する為のサングラスをおすすめします。
《お手洗い情報》
・ありません。
難易度
Google Map
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感想コメント

2018年は三草山で登り納めしたつもりでしたが、有り難くお誘いがあり綿向山へ行って来ました。
丁度寒波が来ていたので、思いのほか関西でもふもふの雪山を楽しむことが出来ました。

ルートは少し変わったバリエーションルートから入山しました。
今回は登山学校でお馴染みの島田ガイドにお誘いいただき、その他可愛らしい女性ガイドの前田さんとお客様と一緒に登ることに。

前日は寒波の影響が大きそうなので、出来る限りの雪山装備で臨むようにとの連絡が。。
久し振りにピッケル・アイゼン・冬靴の出番です。

当日は雪山が初めての方もいらっしゃったので、色々と実験的要素も取り入れながら歩きます。
レインウェアとアルパインウェアの違い、軽アイゼンとアイゼンの違い、ストックとピッケルの違い・・・。
実際に体感することで、その道具の特性や重要性が身に染みて感じます。
私自身もあまりプロガイドさんと一緒に山に行く機会がないので、勉強になることが多かったです。

山頂手前の稜線では残念ながら眼下の風景は見えず、風下に避難して休憩を取りました。
ごはんを食べる際は素手では冷たいので薄手のグローブが重宝しました。

サーモスボトルで温かい飲み物を飲み、身体の内側もしっかり温めてメインディッシュの山頂へと向かいます。
途中、前田ガイドの詳しい植物の解説も初めて聞く事ばかりで寒さを忘れとても楽しかったです。
最後は数本あるルートの合流地点となる山頂手前で初めて他の登山客と会いました。

下山ではあえて踏み跡のないもふもふの雪の上を歩いてみたりして思う存分雪を堪能。
帰りは温泉に寄って。
身体が冷えているのでとても気持ちよかったです。

寒いけれど、それ以上の魅力がつまった雪山登山。
皆さんも今年こそデビューしてみませんか?

■本日の服装
上:ファイントラック・アクティブスキン+ウール(250ウェイト)+R3+アルパインJKT
下:ファイントラック・アクティブスキン+秋冬用パンツ+アルパインパンツ
小物:ニット帽、ウィンドストッパー付グローブ、薄手グローブを使い分け、サングラス

■気温
登山口 10:00(0℃) 山頂13:45(-2℃)

フォトギャラリー

綿向山(1,110m)

まずは林道歩きから

霧氷も育っています

リングワンデリング体験

凍結した渡渉時のポイントを解説

バッドルートもガイドさんとなら心強い

休憩タイム。イノシシパン潰れてしまいました。

雪が降る程テンションアップ?!なお客様

美しいの一言

まずはアイゼン歩行に慣れてみる

視界ゼロです

前田ガイドにメインをバトンタッチ

山頂を目指します

樹木が円形に変形しくぐれるようになっています

ネイチャーガイドの資格も持つ前田ガイドは動植物にかなり詳しい

山頂の祠もカチカチです

下山ルート

あえて道なき道を行く

産毛の様な樹氷に思わずパクリ

小屋で休憩してから下山。お疲れ様でした&ありがとうございました。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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