谷川は今日は晴れだった

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投稿者
るんちゃん(おとな女子登山部)
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日程
2019年02月18日 (月)~2019年02月18日 (月)
メンバー
単独
天候
曇→晴
コースタイム
天神平ロープウェイ終点(60分)熊穴沢避難小屋(60分)肩ノ小屋(10分)トマの耳(13分)オキの耳(10分)トマの耳(5分)肩ノ小屋(30分)熊穴沢避難小屋(30分)天神平
コース状況
・熊穴沢避難小屋は完全に埋まってますが入口が丁寧に掘ってあるので使えそうです。ドアは凍っているかも。
・肩ノ小屋直下、肩ノ小屋~トマの耳までそれぞれ一ヶ所クラックがありました。足元注意しながらあるけば問題ないかと思います。
難易度
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感想コメント

 湯沢での雪訓帰りに谷川岳へ寄ってきました。疲れはありましたが、滅多にない晴れ模様、厳冬期の谷川はいつもガスに巻かれていたので、これは谷川ブルーを拝めるチャンスかも!?と真っ直ぐ帰らずみなかみで急遽降りることにしました。

 冬期登山はロープウェイからスキー場経由して取り付かねばならず、多くのスキーヤーに紛れていつもアウェー感に苛まれてしまいます。谷川はゲレンデよりバックカントリーの方が多いようで、重そうな板を背負って登る方々は軽装備の私からすれば全員勇者。羨望の眼差しで次々に谷へ滑り降りてゆく勇姿を見守りながら、いつ晴れるとも知れぬ山頂を目指しました。

 昼には晴れそうだったのでいつもよりゆっくりめのスタート。山は早めの行動が肝心、他のハイカーが我先にと急ぐのを見て焦りを感じつつも、遅すぎない程度に一歩ずつ慎重に歩みを進めます。早く着いて混み合った小屋で晴れるのを待ちぼうけするのも面倒だし、動いていた方が寒さも感じないし、と誰も聞いていないのに内心ソワソワしながら表向きは余裕ぶって登っていました。

 時折太陽が顔を出して一気に晴れ渡ることもありましたが、すぐにガスに巻かれてしまいます。またしても白いまま敗退?もやもやしながら肩ノ小屋まで来てしまいました。前回より視界は効いたので山頂まで行くことに。
 トマへ来ても景色は相変わらず、ここまで来たら、晴れなくてもせめてオキの耳まで足を延ばして標識にタッチして帰ろう。しかしそのオキでも多少エビの尻尾が増えたくらいで同じような景色。もういいかと踵を返すと、雲がするする~と巻き取られ視界が一気に明るくなりました。青空と銀嶺、これが見たかった!ゆっくり登った甲斐がありました。下山はるんるん、もう時間を気にすることなく美しい景色をお腹いっぱい堪能して帰りました。

 帰りはロープウェイの半券を利用していつもの湯の陣さんへ。今シーズンの谷川、なんとか有終の美で終了できて満足です。

フォトギャラリー

下山中に谷川ブルーが輝き出した!

天神平スキー場からスタート。夏道はすっかり埋まってました。

今日はBCの人もハイカーも多い。さては皆晴れを狙って仕事休んだな?

登る人の列が点々と。

熊穴沢避難小屋。中に入るにはへッデンも必要。

肩ノ小屋下あたり。傾斜が急になります。突風が吹いては立ち止まり。

小屋には寄らず。

山頂トマの耳。

オキの耳。トマより埋もれてる。

帰り道。雪庇の向こうにトマの耳。

帰りの視界は良好。

ダイナミックな雪庇の反対側。

晴れた!思わず声が漏れました。

肩ノ小屋と万太郎へ続く稜線。

下って見上げた滑らかな山頂部。

下りはほぼ独り占め♪

万太郎・仙ノ倉方面。

上州の山々。赤城、子持、妙義まで見えました。

西黒尾根もくっきり。

おまけ。前日作った雪洞。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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