ドロミテクライミングツアー④ サッソ・ルンゴ ファイブフィンガー

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投稿者
つじまい(おとな女子登山部)
日程
2019年09月29日 (日)~2019年09月29日 (日)
メンバー
天候
晴れ
コースタイム
アプローチ5分
コース状況
Google Map
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感想コメント

ドロミテ4日目。
サッソルンゴという岩峰のファイブフィンガーの親指に登りました。
アウトドアメーカーの広告でよく見る場所。とっても写真映えします。

アプローチは、立ち乗りのゴンドラに乗って標高差500mを一気に登っていきます。
標高2681mのゴンドラ降り口にはトニ・デメッツ小屋があり、カフェやトイレがあります。
登攀準備をし、早速登りにゆきます。

ここもアプローチ5分という素晴らしさで、取付き到着。
先行のご夫婦が登り始めていましたので、少し待って私からクライムオン。
ボルト等はやはりほとんど無いです。残置だらけの日本の岩場に比べると、本当にきれいです。
2ピッチ目は歩き、3ピッチ目も途中までは歩きです。

ここからがかなり傾斜の強いクライミングとなりますが、二つ前の二人組が遅く、しばらく待たされました。
前のご夫婦も、行ってらっしゃいのキスをしてから(※イタリアでは日常)出発。
基本的には、イタリアではフォローが登りはじめるのを待たずに抜かしてOKのようです。
日本だと怒られると思いますが・・。
しかし、ロープが交差しないように違うルートを登るため強い人じゃないと無理。

傾斜があるとはいえ、ガバホールドだらけで、まるでジムの5.10aを登っているかのように楽しいです。
柱のようなカンテを何ピッチかグイグイと登っていくと、左右切れ落ちたナイフリッジ。
笑いながらまたがっていると、すぐ前にいたイタリア人に楽しそうだね、と言われました。

山頂につくと、2組のパーティがおり懸垂の順番まちとなりました。
遅い二人組のあとになってしまい、カラスと遊びながら1時間弱ほど。

登りが楽しかった分、下降が大変で、懸垂下降を10ピッチ程くりかえし、ハイキング道に合流しました。
たぶん、なにか間違っていたんだと思いますが、何にしろ下りる事ができてよかったです。
そこから20分くらい走って登り、ゴンドラ最終10分前に到着しました。

キャンプ場に戻り、明日はサッソポルドイへ!

フォトギャラリー

真ん中のギザギザがファイブフィンガー

親指

クライミングルートが書いてあります

1ピッチ目

渋滞中

気持ちのいいピッチ

岩がトトロのかたち

た・の・し・い!!

先行のイタリア人

傾斜がつよいです

き・も・ち・いい!!!

眺めも最高

最終ピッチ

頂上のピナクル

渋滞していたのでこのピナクルでビレイ

順番待ち

イタリア産カラス

下降点、やっぱり一個

懸垂10数回(たぶん間違えてます)

10分前にすべりこみ

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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