かおりんと行く秩父札所巡り⑥ 五感で楽しむ紅葉の小径

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投稿者
るんちゃん(おとな女子登山部)
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日程
2019年11月23日 (土)~2019年11月23日 (土)
メンバー
おとな女子登山部 かおりん
天候
コースタイム
武州日野駅(20分)そば処和味(70分)城山登山口(60分)第三十番・法雲寺(15分)白久駅(10分)喫茶木香里(10分)白久駅
コース状況
・城山、熊倉山の登山口までのロードは武州日野側、白久側どちらからも車の乗入れ不可。倒木、陥没、土砂流出してるので、徒歩での通行も注意して下さい。
・各札所は冬時間に移行したので、納経受付は16時までです。
難易度
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感想コメント

 秩父札所巡りの旅、10月は台風でお休みしていましたが秋の便りが届いたので思い切って出かけてきました。前回飛ばした二十八番は武甲山とセットで訪ねたいのでまたの機会に。今回は第三十番のみ、巡礼旅もいよいよ後半戦に突入です。巡礼道は台風の影響がまだ色濃く残り、武甲山始め登山道や主要な橋が流され復旧にはだいぶ時間がかかりそうです。元の美しい秩父に戻ることを願い、残りの巡礼旅を続けていきたいと思います。

 前日から降り続いた雨はちっとも上がらず冷たい秋雨の一日。そんな状況に負けじと、まずはお蕎麦屋さんを目指し元気に武州日野駅をスタートしました。
 札所三十番・法雲寺は隣の白久駅から行った方が近いのですが、目指す蕎麦屋さんは11時オープンの一日限定49食、先に札所へ行ったらありつけないかも、ということでわざわざ一つ前の武州日野駅で降りたというわけです。武州日野駅、白久駅、その次が雲取山への登山道がある終点・三峰口駅。三十番は奥秩父にごく近い場所に位置しています。三峰から雲取山へ行く道は現在通行止め、雨で三峯神社へ行く参拝客もいないせいか、休日の秩父鉄道は長瀞を過ぎると閑散としていました。そんな武州日野駅に降り立ったのは私たち二人だけ、駅の南側に聳える深い山々に向かって歩き始めました。

 お蕎麦屋さんへは満席になる前に到着、無事美味しい蕎麦にありつけました。そこから熊倉山の登山口や城山城趾がある峠道を登っていきます。
 熊倉山は岩場の連続、不明瞭な道、かなり通な山らしく興味がそそられますが、登山道が台風でさらに厳しくなりバリエーションのような様相になってそうなのでしばらく遠慮しておこうと思います。登山口にも通行止めの大きな看板が掲げられていました。そこまでの道も土砂が大量に流れ出ていたり、コンクリートの道路が所々陥没、激しいうねりによって地割れした痕が残っていました。
 危険な場所は素早く通過、標高が下がって道幅が広がってくると、古い別荘地が現れさらに先には温泉宿の谷津川館が。この辺りの紅葉は特に色が濃く、雨に濡れていっそう風情がありました。宿を通過してようやく目的地の第三十番・法雲寺に到着、他のお寺と同じく静かに迎え入れてくれました。

 ご本尊様が楊貴妃をかたどった観音様だからか、境内は白檀のような高貴な香りが漂いどことなく女性らしい雰囲気。しとしと雨の音と居心地の良い香りでつい長居してしまいました。
 体が冷えないうちに、美味しいコーヒーとケーキを求めて白久駅の先にある喫茶店へ。ログハウス風の可愛らしい喫茶店で、素敵な笑顔のマダムが出迎えてくれました。小麦粉を使ってないというケーキは口当たり滑らかで、私はチョコ、かおりんはチーズケーキをいただきました。五感で楽しんだ秋の秩父、今回もやや味覚に偏っていたかもしれません。  
 残る札所もあと五つ、桜が咲く頃には無事結願できると良いです。
 

フォトギャラリー

法雲寺の境内の大銀杏。黄色い絨毯ができてました。

ノスタルジックな武州中川駅からスタート。

早速腹ごしらえ!こだわりの寒ざらし蕎麦がいただけるそば処和味さんへ。

繊細な細いお蕎麦。秋の味覚の天婦羅も美味しゅうございました。

満腹になったら相変わらず人気のない秩父路を歩きます。雨だけど色付いてるので心なしか明るいです。

これはひどい。車はとても通れません。

かおりんにガン見されました。

城山、熊倉山登山口を過ぎると下りになります。落ち葉ロード。

台風の爪痕。気をつけて歩きます。

谷津川沿いは紅葉がキレイでした。

法雲寺に到着。

雨の日ならではの水音も楽しみました。

境内はとても静か。

ちょっと怖い宝物に恐る恐る近付くかおりん。

池には人面魚みたいな鯉がいました。

平和橋がとても気に入ったようで喜びの舞い。

荒川の美しい紅葉。

なになに!?

沢ガニでした。車に轢かれないでね。

喫茶・木香里さんで電車が来るまで一休み。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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