モッチョム岳フリーウェイ、鯛之川右岸スラブ敗退、ボルダーと温泉めぐり
- 投稿者
- つじまい(おとな女子登山部)
- 日程
- 2021年03月06日 (土)~2021年03月06日 (土)
- メンバー
- 他1名
- 天候
- くもり
- コースタイム
- モッチョムフリーウェイ取り付きアプローチ90分
鯛之川右岸スラブアプローチ20分
- コース状況
- 地図上フリーウェイアプローチは、ほぼ合ってると思います。
行かれる方は参考にしてください。
感想コメント
屋久島の春は、「木の芽流し」といわれ雨のことが多い。
今回も訪れる前日まで1週間の長雨が降り続いていたらしい。
嫌な予感はしていたけども、とりあえず行ってみようということで、5時出発でモッチョム岳へのアプローチ開始。
2年越しの宿題である「フリーウェイ」
全12ピッチのマルチピッチルートだ。
「私フリーウェイが完登できたらクライミングやめてもいい」と言うほど、実は気合いが入っている。
おぼろげな記憶を頼りに、取り付きに到着。
やはり濡れている・・・
ここまで来たし、やってみるかということで、スタート。
1ピッチ目は三角岩の凹角を草付きを掴みながら登っていく。
え、なぜこんなところに小川が・・?水が流れていた。
無理です。
中間部に唯一あるボルトにカラビナ残置でロワーダウン。
フリーウェイ敗退決定!
でも岩を登りたい私は、まだ諦めない!
千尋の滝の右岸に手頃なスラブがあるはず。
パートナーが鹿児島黒稜会のルート図を持っていた。珍しく気が効いている。
宿のおじさんにアプローチを聞いて、行ってみることにした。
(道が崩壊しているためか一般観光客は立ち入り禁止となっています)
取り付き付近まで下りると・・ガビーン
濡れとる・・
本日2度目の敗退で心はズタボロだが、まだお昼前。
午後は温泉とボルダー巡りでお茶を濁した。
☆オススメ温泉☆
・平内海中温泉
入浴料200円
海岸に湧く温泉で、一日二回干潮のときにしか入れない。
混浴で、脱衣所はない。
水着・タオル巻きNGだが、湯浴み着はOKらしい。
昼に入るには勇気がいるが、ジロジロ見られることはあんまり無い。
・湯泊温泉
入浴料200円
平内海中温泉と同じく海岸の温泉だが、24時間入浴可能。
男湯と女湯で仕切りがある。
色々ハードルは低めだが、ぬるいので出るのに勇気がいる。
☆オススメボルダー☆
・瀬切海エリア
屋久島を代表する高グレードの課題が揃う。
小山田大氏初登「波の綾(五段/V14)」は見るだけでも価値がある。
・デカ岩
美味しいジェラートやさん「そらうみ」のすぐ近くにあるボルダー
小山田大氏によって開拓され4級~初段までの課題がある。
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。