帝釈 第一道場 【黒帯 5.13b】

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投稿者
土方 尚樹
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日程
2021年12月16日 (木)~2021年12月17日 (金)
メンバー
戸田、平嶋、井坂
天候
コースタイム
ながの村の駐車スペースより30分程度。
コース状況
行きは約200mの斜面をフィックスロープを伝って下降していきます。
(アプローチ図はながの村旧小学校で頂けました)
チューバ―タイプではロープが流れないのでエイト環が必要です。
帰りはフィックスロープを結局ごぼうで登るのが早いし楽だと思います。
アッセンダ―も使ってみましたが特にメリットは感じませんでした。
このフィックスロープが砂や、雨の後は泥水を含んでいるので、グローブ、レインウエア等第一道場特有の対策が必要です。
非常に雨に強い岩場で、雨がしっかり降っていても壁はもちろん取付きやビレイ点も濡れずに登れる素晴らしいエリアです。
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感想コメント

今回2度目となる、広島県帝釈にある第一道場です。
前回【バラクーダ5.12a】を登り【しゃくとり大先生5.12c】が宿題となっておりましたが、今回2日間あるので【黒帯5.13b】の完登を目標に路線変更です。

◆初日
昼からガッツリ雨でしたが壁もビレイヤーも全く濡れず1日登れて驚きです。
ただエリア全体に立ち込める霧の影響でホールドが湿気っていました。
この日黒帯は3トライしましたが、各駅停車も良い所。
全てにおいて力不足を痛感し、明日は別ルートやろうかな・・・とかなり弱気に。

◆2日目
前夜遅くまで降り続いた雨を心配しつつ、泥だらけになりながらエリアに到着し壁を見上げると、、、真っ白!パリパリじゃん!
本当にここだけ結界が張られているかのような奇跡の岩場です。
さて、同じく黒帯をトライしている平嶋君。この日の1トライ目、登りながら上部で「濡れてる!!」とか言いつつも黒帯をRP!流石のクライミングでしたが「濡れてる」という情報で本当にやる気が無くなり一度は回収をお願いしたけど、なんだかんだ1回やってみるわと。
しかしこの1度目のトライが昨日とは打って変わってかなり良いトライに。
ルートの強弱が一気に鮮明になってきたところで、2時間ちょっと休憩し次のトライで登りきれました。
ほんと急に登れて自分でもびっくりです。
こんなこともあるのか。やって良かった!と記憶に残るルートになりました。
内容もスケールも★★★です。

第一道場のエリアはアプローチこそ少々大変ですが、壁のスケール、雰囲気最高です。
どれを登っても面白いと思えるルートが揃っていて、ボルト間隔やボルト位置も絶妙です。
100岩場のトポだと帝釈はかなりあっさりしていますが、とても好きなエリアになりました。

クイックドローは15本程度あれば。ロープは60mが必要です。
ランナウトするルートもあります。ヘルメットも検討した方が良いと思います。

宿泊やエリアの最新情報はTCネットで確認できます。
https://takahashigawa-climb.net/

フォトギャラリー

初日のグダグダから大逆転の黒帯5.13b

序盤の核心がかなり面白い

この一手もグッときます

初日、雨の中濡れずに登っています

霧が出ていると流石に壁は湿気っています

黒帯の後に「レッツゴー3匹5.12d」を登る平嶋君。これも難しそう。

初帝釈の井坂君。バラクーダとしゃくとりをしっかり完登!

珍しくマスターで登ったり頑張る戸田君

バラクーダをRP!この写真は盛大に落ちてるけど

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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