新穂高温泉から南岳槍ヶ岳鷲羽岳双六岳 1日目
- 投稿者
-
日下部 友哉
さいか屋横須賀店
- 日程
- 2023年08月29日 (火)~2023年09月01日 (金)
- メンバー
- 単独
- 天候
- 晴れ曇り
- コースタイム
- ■1日目(8/29)
鍋平(25)新穂高温泉(85)白出沢出合(60)滝谷出合(45)槍平小屋(205)南岳小屋
・行動時間:7時間00分+休憩
・累積標高:+2199,-390m
・歩行距離:13.9km
- コース状況
- ・滝谷出合は雨天時増水注意。
・南岳新道はハシゴ、鎖場あり。上部は岩場もあり。勾配がきつく、この日は気温も高く体力消耗する。
▪️気温
6:20 鍋平 18℃
10:25 槍平 30℃
19:20 南岳小屋 14℃
- 難易度
感想コメント
久々の北アルプステント泊縦走(周回)。天気は良い方向に変わってくれ雨はほとんどなさそうな予報。新穂高温泉の登山者用駐車場は平日の6時前でまさかの満車!仕方なく鍋平の駐車場へ。ちょっとタイムロス…。
■南岳新道で南岳へ
1日目は新穂高から南岳新道を上がり、南岳小屋でテント泊。新穂高からはいつも小池新道で双六方面へ行くことばかりだったので、右俣林道で槍平小屋へ行くのが新鮮です。滝谷避難小屋から槍平小屋までが日差しが当たり気温も高く汗の量が半端ないです。槍平からいよいよ南岳新道。槍方面は人がいますが、南岳方面は人はいなさそうです。下ってくる人と4人ほどすれ違いましたが登る人はなし。蒲田川(水無し)を渡り尾根に取り付きます。藪というかあまり草刈りされてないので草木が鬱蒼としています。ハシゴは何本あったでしょうか。勾配のキツさと暑さ、テント泊初日の荷物の重さで全然足が進みません。
岩場・鎖が出てきたら救急箱。やっと前に登る人がいました。ちょっとガスってきてしまい周りの景色は見えず…この先は岩場になり、滝谷が見れると思ったのに残念。南沢カールも大きく迫力があります。トウヤクリンドウやチングルマの果穂などありましたが、さすがにもう高山植物の花は少ないです。最後は寝不足のせいか、標高が高くなったせいか少々眠気と戦いながら南岳小屋に到着。久々の南岳小屋。テント設営してからシシバナ展望台へ。ちょっとガス多めですが大キレットと北穂高岳が見れました。しばらく常念平などで景色を楽しんでいましたが稜線はガスガスになってしまったので、南岳新道を途中から一緒に登ってきた方と小屋でビールで乾杯。標高差約2200mはやっぱり辛い、大キレットや他の山の話などして久々に盛り上がりました。
ちょっと昼寝をして、夕食を食べ、夕景の良い時間になってきました。南岳で夕景を楽しみました。その後移動してらシシバナ展望台近くで夕景を楽しんでいたら横浜西口店で登山学校を担当していただいている石井ガイドに会いました!なかなか山で知り合いに会わないのですが、世間は狭いです(笑)。
そして寝不足もあるので早々と就寝。月は満月近くで、とても明るい夜。夜中からは風が強くなってきました。2日目へ続く。
■レイヤリング&ギア
TOPS:
①メリノ混紡スリーブレス
②Rab/Pulse Hoody(旧モデル:Sun Hoody)
③THE NORTH FACE/ L/S Param Shirt(旧モデル)
④Rab/Phantom Pull-On
⑤化繊インサレーションジャケット:就寝時
樹林帯は①のみ。南岳新道は①②を着用。
BOTTOMS:
①AXESQUIN/Ventilation Pant(横浜西口店では取扱いしていません。神奈川県ではさいか屋藤沢店、川崎ダイス店で取扱いしています)
②ファイントラック/エバーブレスフォトンパンツ
GLOVES:
①ファイントラック/メリノスピングローブ
②AXESQUIN/W2P Light Shell Trigger Mitten
SHOES:LA SPORTIVA/TX4 MID GTX
SOCKS:Darntough/Hiker Micro Crew Midweight with Cushion
BACKPACK:45Lバックパック
CAMERA BAG:PAAGO WORKS/FOCUS M
TREKKING POLE:LEKI/BlackSeries Micro Vario Carbon(旧モデル)
HEAD LAMP:Petzl/ACTIK CORE&milestone/MS-G2
TENT:1kg以下のダブルウォールテント
SLEEPING BAG:NANGA/UDDBAG 300HD(旧モデル)
MAT:THERMAREST/NEOAIR UBER LITE S&evernew/FP mat 100
SLEEPING BAG COVER:SOL/ESCAPE Bivvy
カメラ抜き、食料・水込みで12kgくらいだったので、1日目背負っていたのはおおよそ13kgくらいでした。
■当日天気図:【気象庁 過去の天気図】参照
2023年8月29日12時
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。