盛夏の白馬岳チャレンジ
- 投稿者
- あやや(おとな女子登山部)
- 日程
- 2023年08月08日 (火)~2023年08月10日 (木)
- メンバー
- その他1名
- 天候
- コースタイム
- 1日目: 栂池山荘(80)天狗原(120)白馬大池山荘泊
2日目: 白馬大池山荘(90)天狗原(60)栂池山荘
- コース状況
- ・危険箇所特になし
・天狗原〜白馬乗鞍岳〜白馬大池は、岩場歩きもあるので、雨天時は注意。
・天狗原〜白馬乗鞍岳間の雪渓はし。軽アイゼン不要。
<お手洗い情報>
栂池ゴンドラ駅・栂池ビジターセンター(水洗/ペーパーあり)
白馬大池山荘(簡易/ペーパーあり)
- 難易度
感想コメント
白馬に1度行ってみたいという同行者と一緒にのんびり白馬へ行って来ました。
初日は関西から移動 高所順応のため栂池山荘(標高約1,830m)に宿泊する事に。ロープウェイで一気に高度を稼ぎます。
(※H5年までは車で自然園の入り口まで登ることが出来たようですが、H6から自然環境への影響を懸念され、バスと車の乗り入れが禁止されたそうです。)
白馬へは何度も来ていますが、夕食の時間まで初めて栂池自然園へ行ってみました。
遊歩道は全て歩くと1周約3時間半もかかるらしく、山へ登らなくてもたくさんの高山植物やオオシラビソの森、白馬の雄大な景色が堪能出来ます。
これも白馬乗鞍岳の火山活動によってもたらされた自然からの贈り物と言えましょう。
今年の夏は特に暑かったので、ひんやりする天然クーラーの風穴が特に気持ち良かったです。
やや夏の花は終わりかけでしたが、初秋の秋の花も一緒に楽しめました。
栂池山荘(栂池ヒュッテは今年度は営業していません)はお風呂もあり、食事も豪華です。初めての山小屋というより、民宿のような感じで、山ビギナーを誘うにはもってこいです。
実際、客層もどちらかと言うと観光や自然園の散策の方が多いようでした。
翌日のコースタイムは3時間ちょっとなので、朝ご飯をしっかりたべて、ゆっくり出発。
天気予報は、悪くない、という感じで曇りがちでした。
最初は樹林帯の絶妙に登り難いごつごつした岩場歩き。岩が少し濡れているものの問題なく進めます。
ジグザグ登ったら天狗原で小休止。この辺りから若干ガスがかかってきました。
うすく見えてきた白馬乗鞍岳のケルンが見えたらば、小屋まではあと一息。
雨は降っていないですが、ウェアにも水滴が付いてかなり湿度が高めです。
チングルマは既に可憐な白い花からフワフワした綿毛に衣替えしており、短い夏の終わりを告げていました。
白馬大池山荘に到着した直後に雨が降って来てギリギリセーフです。
白馬大池でお茶でも、と思っていたのですが仕方なく小屋の中で過ごしました。
明日の天気が気になりますが、小屋では電波が入らないため、宿泊者はテレビの天気予報にくぎ付け。
就寝中も、前日の晴れ予報に反して雨や強い風の音がありました。
(丁度狭間の期間での登山でしたが、非常に勢力の強い台風接近に伴いかなりの遠方のアルプスにも影響がありました。)
翌朝、2回転の1回目(5:30)の食事を終えましたが、雨が続いており、しばらく様子を見る事に。暫く待つと晴れ間は見えてくるものの、強風は収まらず。
慣れている登山者であれば行けなくもないけど。。
試しに少し歩いてみましたが同行者は難しいと判断し、たまたま近くにいたガイドさんもアドバイスを下さり今回は下山する事に。
昨日通った白馬乗鞍岳付近で一気に快晴となり、白馬岳の頂上が顔を出し、景色も堪能出来ました。
少し残念な結果にはなりましたが、白馬エリアに来られただけでもリフレッシュになりました。
またリベンジしたいと思います!!
〇今回の服装
上:オンヨネ/ブレステックPP 化繊長袖 ※パタゴニア/フーディニを休憩時に着用
下:春夏用パンツ
〇装備
40Lザック
夏山装備一式
バーナー類
ツェルト含むエマージェンシーキット一式
〇気温
8/8 14:32 栂池ロープウェイ前(23.5℃)
8/9 9:40 天狗原(19℃)
8/9 12:10 白馬乗鞍岳(16℃)
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。