シーズン最終の樽前山【11月6日から冬季通行止め】
- 投稿者
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石渡 健一
GRAVITY RESEARCH SAPPORO
- 日程
- 2023年10月31日 (火)~2023年10月31日 (火)
- メンバー
- GRサッポロ・・・イシワタ
好日山荘サッポロ・・・サイトウ
- 天候
- ☀☁
- コースタイム
- 【7合目ヒュッテ~東山コース】
登り・・・約1時間
下り・・・約50分
- コース状況
- 【7合目ヒュッテ~東山コース】
・7合目の駐車場からスタート
駐車場はシーズン中の週末には満車になり、5合目からの「樽前観光道路」脇に駐車するか、タイミングが悪いと5合目ゲート前に駐車しなければならないほど混雑します。
ちなみに5合目~7合目間の道路は凸凹が激しい箇所のあるダートなので、運転には注意が必要です。
・登山口から森林限界を超えて「東山」山頂へ
活火山である「樽前山」の森林限界は600m~800mと低く、7合目登山口から登り始めて15分程度で森林限界を超えて、とても見晴らしが良くなります。
・外輪山より内側は高温、有毒の火山ガスの影響が激しいため「立入危険区域」に設定されています。
噴火警戒レベルに関しては、気象庁のホームページで確認することができます。
『気象庁 火山活動の状況(樽前山)』
⇒https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/109.html
・急な斜面は、火山性の砂礫で滑りやすく、注意が必要です。
・外輪山は一周できます。
※「道道141号」と5合目~7合目間「樽前観光道路」は2023年11月6日から冬季通行止めになります。
冬季通行止め期間中に樽前山に登るには、支笏湖湖畔0合目から歩くことになります。
冬季通行止め解除は来春4月15日予定とのことです。
『樽前山登山情報【道々141号線】及び【市道樽前観光道路(5合目ゲート-7合目駐車場)】』
⇒https://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/kankojoho/kankoannai/tarumaezan/tarumaezannitsuite/tarumaezanjoho.html
※今回登った「7合目~東山コース」は、登山道整備の為、来シーズンは閉鎖される予定とのことです。
来シーズンは、7合目駐車場から「お花畑コース」を通って外輪に出るコースが人気になりそうですね。
- 難易度
感想コメント
冬季通行止め前の「樽前山」に登りました。
活火山の山で、頂上には「溶岩ドーム」と呼ばれる巨大なドームがあり、白煙が絶え間なく吹き上がっています。
登山開始直後に森林限界をむかえ、天気が良ければ、支笏湖や遠くの山々まで見渡せます。
今回も天気に恵まれ、支笏湖はもちろん、日高山脈や夕張山地まで見ることができました。
景色が良く、登山道も広いので、「樽前山」は何度登っても気持ちがいい山です。
札幌からも7合目まで車で90分程度でアクセスできるので、とても気軽に訪れることができます。
今日は山頂で朝ごはんを食べるというのがテーマだったので、家で沸かして「保温ボトル」に入れたお湯と、最近ハマっている「インスタントカレーメシ」、そして「インスタントコーヒー」をザックにいれて山頂を目指しました。
平日の早朝にもかかわらず駐車場には多くの車が止まっていて、複数パーティがシーズン終盤のハイキングを楽しんでいました。
天気が良く、森林限界を超えてからの展望は素晴らしく、写真をたくさん撮りました。
外輪からは中央の「溶岩ドーム」がはっきりと見え、白い煙が噴き出していました。
「立入危険区域」のため、これ以上は近づきませんが、それでも十分に圧倒的な迫力でした。
山頂について、風をしのげる岩陰で待望の朝ごはん!
温かいインスタントカレーメシとコーヒーが体に沁みました。
秋から冬にかけては、山用の保温ボトルが必携ですね。
~服装や装備について~
■ウェア上
・速乾性Tシャツ
・ハーフジップ長袖Tシャツ
・ウィンドシェル
・キャップ(カリマー)
・帽子止め
・防寒用ダウンベスト
■ウェア下
・トレッキングパンツ
・ソックス(サロモン)
・トレイルゲイター(サロモン)
■装備
・シューズ(HOKA スピードゴート5)
・バックパック35L
・雨具(バイレス)
・クマ鈴
・水2,5リットル(プラティパス)
・ヘッドライト(ブラックダイヤモンド「COSMO 350」)
・トレッキングポール(ノーザンカントリー)
・ようかん
・救急セット
・エマージェンシーシート
■その他
・保温ボトル
・インスタントカレーメシ
・インスタントコーヒー
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。