北海道最高峰を滑る 360°雲海の大雪山旭岳
- 投稿者
-
斉藤 裕一
サッポロファクトリー店
- 日程
- 2024年04月23日 (火)~2024年04月23日 (火)
- メンバー
- 斉藤
他 2名
- 天候
- 曇りのち晴れ
- コースタイム
- 行動時間 4:30
※夏山ルートを大きく外している為、
実際にかかった時間を記載。
- コース状況
- 総距離 10.0km
獲得標高 1200m
登りのみロープウェイを使用(片道1400円)
登山道に沿いながら雪の上スキーで登行、
標高1900m付近から板を脱ぎ雪のなくなった登山道を登行。
下山時の雪質は山頂付近から、
フィルムクラスト→ノーストレスザラメ雪→ストップスノー。
- 難易度
感想コメント
北海道最高峰、
標高2291mの大雪山・旭岳に登って来ました。
朝一9時のロープウェイに乗り姿見駅へ。
この時期の旭岳ロープウェイは平日と言う事もあり、
始発でもガラガラです。
コロナで外国人がいなかった時期を思い出しますね。
9:10時点の姿見駅の気温は2℃に届かず。
さすが旭岳、まだまだ寒いですね。
天候はあいにくの曇り空ですが、
2000mより上空は晴れとの予報を信じて、
真っ白の中、登山開始です。
まずは姿見の池を目指して直登します。
姿見の池からは登山道の地獄谷側に雪が残っていたので、
そのルートで登ります。
しかし、標高1900m付近で雪が切れてしまったので、
板を担いで登山道を登ります。
スキー靴で岩場を歩くのは少し辛いですが、
歩き易い夏の登山道上なので問題なしです。
登山道を進んでいると、標高2000m辺りで、
青空が見えて来ました。
はっきり行って予定通りですね。
ニセ金庫岩、金庫岩を通過した辺りで下を見ると、
ばっちり雲海です。予定通り過ぎて怖いですねー。
山頂まであと少しの所でまた雪が付いていましたが、
そのままツボ足で無事登頂。
山頂で360°の雲海を楽しみながらの昼ごはん&コーヒータイムです。
旭岳の山頂でこんなに風がないのは本当に珍しい事なんです。
そして、朝一のロープウェイに乗ってきた事と、
我々のペースがそこそこ速い事で、山頂は貸切状態です。
贅沢な山頂タイムを1時間程楽しみ下山開始です。
狙っていたのは山頂の北側の斜面。
期待通りのフィルムクラスト。
その後は良く走るザラメ雪で、
標高が1800mぐらいまで下がった辺りからストップスノーでしたが、
下山ルートは上手く行き、ほとんど登り返す事なく姿見駅に到着。
少し休憩して、最後は一番好きな沢を滑って下山。
下山後は湯駒荘にて温泉に浸かって帰宅しました。
~お立ち寄りスポット~
湯駒荘 日帰り入浴1200円
☆服装・装備について☆
ウェア類…
インナー(ミレー:ドライナミックメッシュ)
ロンT(化繊)
フリース(グリッド系)
防寒ジャケット(ミレー:ブリーズバリアトイ)
ハードシェル(ジャケット)
ウインドシェル(Rab:QWB-48)
スポーツタイツ(薄手)
ハードシェル(ビブパンツ)
ソックス(スマートウール:スキーフルクッション)
ニット帽(シェアデザイン:オリジナルロゴビーニー)
バラクラバ(薄手)
その他の装備…
バックパック(BC用45L)
登れるスキー道具一式
ビーコン(BCA:トラッカー2)
プローブ(ブラックダイアモンド:クイックドローカーボン300)
ショベル(ブラックダイアモンド:トランスファー)
アイゼン(ブラックダイアモンド:ネーベプロ)
ピッケル(ブラックダイアモンド:レイブンウルトラ)
※アイゼン、ピッケルは念のため携行しているが使用せず
保温ボトル(サーモス:山専ボトル750mℓ)
サングラス(スワンズ:スノーフィールド)
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。