富士見遊山 籠坂峠から鉄砲木ノ頭
- 投稿者
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るんちゃん(おとな女子登山部)
浦和パルコ店
- 日程
- 2024年05月24日 (金)~2024年05月24日 (金)
- メンバー
- 吉野香織さん
- 天候
- 曇→晴れ
- コースタイム
- 籠坂峠(60分)アザミ平(30分)大洞山(60分)三国山(20分)三国峠(25分)鉄砲木ノ頭(30分)パノラマ台(25分)山中湖畔(20分)ペーパームーン
- コース状況
- ・富士急行富士山駅からバスで篭坂峠下車。車道を登った所に墓地とトイレがあります。
・アザミ平までは若干コースが不明瞭。作業道用か登山道用かわかりませんがピンクテープはあります。尾根に乗ると所々薮なので谷を沿って行った方が登山道に合流しやすいです。
・三国峠で車道に合流、横切って向かいの登山道を登れば鉄砲木ノ頭です。
・山中湖に向かって下るとパノラマ台と駐車場があり、トイレもあります。車道を少し下ると左側に登山道があり麓のバス停まで下りられます。
・ペーパームーンからは湖山荘のバス停が近いです。富士山駅までの最終バスは16:50でした。富士山駅からバスタ新宿までの高速バスが出ているようです。
- 難易度
感想コメント
良い景色を見て美味しい物を食べてリフレッシュしたい...そんな気分の時は、仲良しの友達を誘って絶景を見ながらハイキングへ。訪ねたのは、山中湖畔からすぐにアクセスできて、富士山の雄大さを感じられる鉄砲木ノ頭。自宅からだと少し遠いですが、電車とバスでアクセスできる上、日帰りで富士山を眺めることができるので小旅行気分を味わえます。
今回は西側の篭坂峠から縦走して山中湖へ下り、美味しいケーキが味わえるカフェ・ペーパームーンでお茶する贅沢プランを計画。外国人で賑わう忍野八海を抜けたら山中湖は間も無く、そこから標高を少し上げて篭坂峠に降り立ちました。
鉄砲木ノ頭へ行くには、三国山の登山口から登るのが最も近いので端から縦走する人はあまりいないようです。篭坂峠バス停で降りたのは私達のみ。標識が隠れていて分かりにくかったですが、何とか登山口を見つけて歩き始めました。
谷折りの登山道をしばらく行くと、いつの間にかきらきらとした新緑の中を歩いていました。展望はありませんが、富士山が待っているので期待を胸に歩きます。終始なだらかな縦走路を進んで三国山までやって来ました。
三国山はその名の通り、山梨・静岡・神奈川の県境に位置します。富士山のお膝元なので山梨・静岡はもちろんですが、神奈川も意外と近いことに驚きました。箱根や丹沢から富士山が良く見えるのも納得です。この界隈から丹沢まで歩けないこともなさそうな気がします。
そんな三国山は特に展望は無いので、峠を目指して一気に下ります。富士山地域特有の土のせいか、落ち葉のせいか分かりませんが地面はフカフカで、足に優しい割にもつれて若干歩きにくかったです。峠に下りたら道路を横切って対岸の登山道へ。少し歩くと視界が一気に開けて、左手から富士山が顔を出しました。何度も富士山を眺めては立ち止まりなかなか頂上に着きません。それもそのはず、カヤトの茂る登山道は意外と傾斜があり遮るものも無いので、この日一番汗をかきました。
広い山頂では動画を撮ったりして、心ゆくまで富士山を眺めてから下山。山中湖へ向かって下りました。湖畔にはいくつか洒落たカフェがあるので、わざわざ歩かなくてもお茶できる場所はたくさんあります。今回ペーパームーンを選んだのは私の希望。学生時代に何度か通って食べたケーキを、もう一度味わってみたかったからです。高いのに量の少ない都会のケーキとは違い、ボリュームがあってしかも美味しいのがこちらのケーキ。この日は富士山よりもケーキ目当てだったかもしれません。
終バスに間に合うよう急いで入店、15時過ぎでしたが店内は順番待ちでした。チョコケーキやアップルパイは残念ながら完売してましたが、アプリコットチーズケーキとカボチャプディングが残っていて、ケーキとカフェラテを滑り込みでオーダーしました。一口食べてみるとやっぱり美味しい!念願叶って大満足でした。
富士山も見れたし、ケーキも味わえたし。満たされた私達は帰りのバスでうとうと。そして車内はほぼ外国人でびっくり。週末はどれほど混むのでしょう。今年は富士登山もえらく混みそうな予感がします。
前回この付近を訪ねた時もそうでしたが、帰りの電車が鹿と衝突したようで遅延気味に。山間の街あるあるです。自宅に着いたのは夜遅くでしたが、楽しい1日を過ごしてリフレッシュできました。
【着用ウエア】
ファイントラック/ドライレイヤーベーシックを2人とも着用。
吉野さんはフォックスファイヤーのスコーロンメランジカーディは羽織っていました。渇きが早く、ノーカラーなのでお洒落コーデが叶います。
シューズはノースフェイス/ベクティブファストパック。軽い防水素材でハイキングに最適です。
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・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。