伊豆ヶ岳 花桐参道
- 投稿者
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るんちゃん(おとな女子登山部)
浦和パルコ店
- 日程
- 2025年04月14日 (月)~2025年04月14日 (月)
- メンバー
- 単独
- 天候
- 曇/晴
- コースタイム
- 西吾野駅(45分)林道終点(100分)五輪山(30分)伊豆ヶ岳(40分)正丸峠(60分)正丸峠登山口(20分)正丸駅
- コース状況
- ○花桐コースは破線ルート。小さめの渡渉数回あり、倒木多く歩きにくいです。支沢に入り込まず本流を着実に辿れば登山道に繋がります。
○男坂は雨で濡れて若干滑りやすくなっていました。
○峠の茶屋は休業中でした。
- 難易度
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感想コメント
またしても寝坊してしまい遠方の山には行けなかったので、近場の伊豆ヶ岳に読図を兼ねてトレーニング山行に行ってきました。慣れ親しんだルートではなく敢えて破線ルートを選択し、地図と睨めっこしながら進んだり戻ったり。地図読みしながらなので一定のペースが保てず、足腰のトレーニングにはなりませんでしたが、ちゃんと地図を広げてコンパスを確認しつつ歩いたので読図のトレーニングにはなりました。
スタートは人っ子一人いない西吾野駅から。しばらく299号線を進んで南川の集落から山へ入ります。奥武蔵周辺は民家が奥の奥まであり、廃屋かと思いきや住んでる方がいるので不審がられないよう登山者アピールをして歩きました。村外れの墓地を抜け、堰堤を越えるともうそこは人里離れた山の中。熊鈴を鳴らしながら歩きました。
破線とはいえ、所々にピンクテープ・ケルンあるので地図読み初級レベルで歩けます。雨上がりで増水していましたが渡渉も難しいものはありませんでした。それでも作業用なのか変な箇所に目印があったり、踏み跡だと思って歩いていると崖に突き当たって、簡単には上に抜けられませんでした。
それでも尾根と沢は比較的明確だったので、違う沢に入らないよう注意し、尾根を間違えたら早い段階で下って登り返しをしていたらゴールが近付いてきました。ルートは微妙に違いましたが、何とか五輪山の手前で登山道に合流できたのでそのまま山頂へ向かいました。これまで行程と比べると何と歩きやすいことか。登山道のありがたさが身に染みる瞬間です。
五輪山を下ると、伊豆ヶ岳名物の男坂の鎖場が現れました。破線を歩いて疲れてましたが、せっかくなので登ることに。雨上がりで少し滑ってましたが、背後に見える眺望は抜群で振り返ってしばし見とれていました。
伊豆ヶ岳は過去に浦和パルコ店企画の実技ツアーも実施された山です。男坂に挑戦した方も何人かいて、登り切った岩の上で記念撮影したことを思い出しました。程好い距離の山ですが、鎖場などのチャレンジングなコースもあるので、初心者から中級者まで楽しめる山だと思います。物足りなければ武川岳や武甲山まで縦走も可能です。この日遭遇したランナーの方は恐らくそちら方面から来たのでしょう。
山頂で休憩した後はそのまま下山、帰りは正丸峠から下りました。登山道は春のシーズン前のせいか、道に川が流れていたり倒木が散乱していたり少々荒れ気味でしたが、登山口に着いてびっくり。たわわなミツマタの花が迎えてくれました。そこから正丸駅まではお花の街道で、道端の小さくて可憐なスミレや民家の桜や椿など、色とりどりの春の花が咲いていました。色彩の乏しい登山道だっただけに、思いがけず華やかなフィナーレで締め括ることができました。
【使用装備】
○靴/スポルティバ・TX5ロー
○ザック/カリマー・クリーブ20
○防寒着/ミレー・ティフォン50000ストレッチジャケット
○パンツ/ノースフェイス・バーブライトスリムパンツ
○アンダー/ファイントラック・ドライレイヤークール
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。