ヒグマ撤退　天塩岳

投稿者: 斉藤　裕一
サッポロファクトリー店

日程: 2025年08月25日 (月)～2025年08月25日 (月)

メンバー: 斉藤
他　１名

天候: 曇り時々晴れ

コースタイム: 当初の予定行程
新道登山口　⇔　天塩岳　　7：00
(西天塩岳経由ピストン)
実際に登った行程
新道登山口　⇔　天塩円山　4：40
※タイムは一般的なコースタイムの為、
　実際にかかった時間とは異なります。

コース状況: 当初の予定行程
総距離　12.0ｋｍ
獲得標高　1150ｍ

実際に登った行程
総距離　7.7ｋｍ
獲得標高　810ｍ

新道登山口より入山。
序盤は沢沿いを緩やかに登り、
標高950ｍ付近から
尾根沿いの急登が始まります。

新道との分岐地点を超えると、
200ｍ一気に標高を上げる行程一の急登です。
1317ピークから少し下がって、
さらに100ｍ程上げると円山に到着です。

ここまで来ると天塩岳まで２ｋｍ程度ですが、
それほど標高差がないので、
あと一息と言ったところです。

しかしここで登山道を天塩岳方面に
向かって歩くヒグマを発見。
リスクを回避するために
今回はここで撤退を決定。

難易度

感想コメント

北見山地最高峰
天塩岳に行って来ました。

天塩岳ヒュッテから登る予定で現地に到着し
準備をしていると下山して来た方に、
分岐手前の川を渡る橋が流れてしまって渡れないとの情報を頂き、
急遽、新道登山口からの入山に変更。
前天塩も含め周遊の予定でしたが諦めて天塩岳ピストンへ。

こちらのルートを歩くのは初めてでしたが、
序盤はトリカブトといろんな種類のキノコが生えていて、
楽しみながら登れましたよ。

その後、ヒュッテ側に降りて行くルートとの分岐を過ぎると
前天塩岳が雲の切れ間から見え隠れします。
一気に200ｍ標高を上げ1317ピークから1433ｍの円山へ登る途中、
下山して来た方にヒグマが
西側のハイマツの中に逃げて行ったとの情報を聞き、
警戒しながら円山に到着。
山頂周辺にはナキウサギが生息していて、
運よく出てきてくれて写真まで撮らせてくれました。

少しほっこりしたのも束の間、
天塩岳山頂方面はガスで見えなかったのですが、
現在地から約100ｍ程度の位置にある
登山道上にヒグマを発見。
おそらく先ほどの個体でしょうか？
ゆっくりを山頂方向に歩いています。

もう登りはほとんど終わり、
あと１時間もかからずに山頂に着くのですが、
今回は運が悪かったと思いここで撤退する事に。
リスク回避は大事です。
山は逃げないのでまた来年にでも、
またチャレンジしますね。

～お立ち寄りスポット～
氷の美術館アイスパビリオン　入場料1500円
朝陽リゾート　日帰り入浴1200円

☆服装・装備について☆
ウェア類…
インナー(ファイントラック：ドライレイヤークール)
Tシャツ(化繊)
アームカバー(N･rit：チューブナイン・クーレット)
ウインドシェル(Rab:QWB-48)
レインジャケット(ミレー：ティフォンファントムトレック)
スポーツタイツ（薄手）
ハーフパンツ(水陸両用系)
ソックス(ダーンタフ：ブーツフルクッション)

その他の装備…
シューズ(サロモン：XA PRO 3D V2 )
※一般的にはハイカットの登山靴がオススメ
バックパック(グレゴリー：ズール40)
ナルゲンボトル(500ｍℓ)
プラティパスソフトボトル(2.0ℓ)
ストック(ノーザンカントリー：TR-3023)
熊鈴(熊に金棒)
熊スプレー(カウンターアソールト)
防虫剤(森林香：蚊・マダニよけスプレー）
おにやんま君＆あかねちゃん