天然記念物ヤッコソウ 稲尾岳(鹿児島大隅半島)

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投稿者
好日山荘スタッフ
日程
2010年11月14日 (日)~2010年11月14日 (日)
メンバー
天候
くもりのち晴れ
コースタイム
9:45西口~(約120分)~稲尾岳頂上(30分休憩)~(約120分)~14:40打詰
コース状況
オレンジ色の丸いプラスチックに番号が付けられていて(途中ピンクに変わる)稲尾岳頂上までは分かりやすい。
しかし、稲尾岳頂上以降、打詰までは、札はなく照葉樹の原生林を謳っているだけあって少々分かりにくい。
Google Map

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感想コメント

大隅半島照葉樹の森 月例登山会に参加。大隅半島は登山口が山深く、縦走となると個人での手配は大変ですが、今回はツアー参加ということで楽しました。
かつ、植物に関してや、その他もろもろ熟知されているスタッフに聞けるので歯がゆい思いをすることもなく楽しめました。
お目当てのヤッコソウも大変小さいということと、今年は大変少ないということで、目利きのスタッフでないとなかなか見つけられず。
稲尾神社から打詰までの延々と続く下りは道が定かでなく、大変滑りやすいので注意。スタッフの方がいらしたので安心・安全の登山でした。
ヤッコソウだけでなく、リンドウやホトトギスなど花は見るけど実は初めて!という植物にも目を楽しませてもらいました。秋の登山ならではでした♪

フォトギャラリー

わーい!その名の通り、手をあげて喜んでいる子供みたいなヤッコソウ。クリオネみたい

ビジターセンター。ここから登ります。

南国ならでは。まだアザミが・・・

コースを説明していただきます。

足元に白い花弁・・・見上げると可憐なサザンカが(*^_^*)

スタッフの方曰く、ここ稲尾岳に続く登山道は屋久島に似ているとか。確かに、足元には常にフワフワの苔。苔むした岩。ヒメシャラはそれを彷彿とさせます。

サルトリイバラ。鹿児島では、ヨモギを練りこんだ団子をこの葉で包んだ御菓子を「かからんだんご」といいます。

ツルリンドウ。足元にイルミネーションのように散りばめられていました。

視界がよく、種子島が見えました。

ムラサキシキブ。生け花や、お花屋さんでしか見たことなかった。

トリモチ。これでメジロを捕るとか。 後ろに少し写っているクロキという木の足元に生えるそう。

稲尾神社。小さい祠でした。神様が祀られているのではなく、平家の落人が京を懐かしんで稲尾岳山頂に神社を設けたということです。

下りは急。かつ、道が分かりづらくなってきます。

天然記念物ヤッコソウ☆ 小さくて、かわいらしい姿に思わず、「一眼レフ欲しい・・・」

下山口。 稲尾岳一帯は林野庁や環境庁によって自然保護区域に指定されています。

ホトトギスの実は初めて見ました。

鹿児島市内へはフェリーで帰ります。薩摩半島も大隅半島もそれぞれの登山が楽しめます。

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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