谷川岳 一ノ倉沢衝立岩中央稜

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投稿者
冨田 豊
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日程
2012年06月28日 (木)~2012年06月28日 (木)
メンバー
ららぽーとTOKYO-BAY店 冨田
他 1名
天候
晴天
コースタイム
【6:10】一の倉沢出合を出発→【7:40】テールリッジを経て、中央稜取り付き到着→【10:20】衝立の頭にて小休止→【10:30】同ルートを懸垂下降→【12:30】取り付きに戻る→【13:50】一の倉沢出合に戻る
コース状況
一の倉沢出合からの雪渓は、このところの暑さでかなり解けています。
解けて穴の開いた雪渓の下は、とうとうと流れる雪解け水の川です。
踏み抜く危険性もあるので、要注意。

テールリッジ手前の雪渓は比較的安定しています(2012/06/28現在)
雪渓の歩行に自信のない方は軽アイゼンを持っていくべきです。

岩場の状況は、大小に関わらず、とにかく浮石が多く、掴みやすい、踏み込みやすい形状の岩に不用意に手を出すのは危険です。
必ずテストしてから掴む、踏み込むようにしてください。

残置スリングはかなり痛んだものが目立ったので、ハーケンに通せる径の細引きを持っていくと安心できるでしょう。

また、懸垂下降をする際、浮石を巻き込むことも考えられるので、ロープを引いて回収するときは、上部への気配りと、いつでも落石を避ける体勢を取れるようにしておくとよいでしょう。
難易度
Google Map

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感想コメント

アルパインクライミング、入門ルートとして名高い衝立岩中央稜に行ってきました。
天候に恵まれ、晴天と爽快な風。
フリークライミングの感覚でみると難しくは感じないのですが、ボルトやハーケンの状態を見つつ、ロープの流れを考慮し、無理なく安全に登ることは非常に緊張感がありました。
高度感は満点で、登攀途中後ろを振り返ると、雪渓、所々緑に彩られた谷川の険しい岩壁郡を見渡すことができます。
達成感は高く、衝立の頭と呼ばれる終了点(1500m付近)での昼食は格別なものでした。

フォトギャラリー

一ノ倉沢全景

衝立岩中央稜取り付き

ロープ一杯

あと少し!

懸垂下降中も浮石に注意

まだまだ残る雪渓

・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。

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