滋賀県 比良・武奈が岳に伸びる沢、貫井谷遡行
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2012年06月27日 (水)~
- メンバー
- 天候
- 晴れ
- コースタイム
- 麓から山頂までおよそ5時間。
山頂から細川尾根を経て麓まで1時間ちょっと。
- コース状況
- 水量は多くなかったと思います。遡行前の数日、雨も降らなかったからでしょうか、水質も澄んでいてきれいでした。水温はなかなか冷たく感じました。
ヌメリのヒドイ沢と聞いていましたが、それほどヌメリがひどくは感じませんでした。
帰り道ですが、山頂から北への尾根沿いに歩いて、釣瓶岳のすぐ手前のなだらかな岡で左の尾根に出ます。山と高原地図などには載っていない道ですが、かなり広く標高600m付近までは緩やかな下り道です。
- 難易度
感想コメント
梅雨も半ば、気温も湿度も夏らしくなってきたということで沢登りに行ってきました!
武奈ヶ岳には何度も登ったことがありますが、まさかここまで山頂に近いところに上がってこれるとは思っておらず驚きました!稜線に出て50mで頂上です。
沢登りの醍醐味のひとつは、道無きところに道を見出し進んでいくという探検みたいなところだと思いますが、今回はその醍醐味を十二分に堪能できました!
クライミング的な要素が強く、序盤はこんなところ登れるのかと思うことが多かったですが、
いくつかの滝を越えていくうちに弱点が分かるようになり、怖さよりも楽しみがまして来ました。
ロープで確保をとる場面もあったり、水の流れに逆らって流心をよじ登って行くというダイナミックさも加わり、ほんとうに楽しい沢登りとなりました。
このルートを選んでくれた戸田さんに感謝!!
今回の沢登りで感じたのは、沢靴のサイズ選びの重要性!水を含むとかなり膨張するので、お店で乾いた状態ではきつくても、現場ではゆるゆるになります!
あと、フェルトソールでの下山はほんとに滑りやすいので、アプローチシューズは必携です。
久々に体が宙に浮くほど、思いっきり転んでしまいました・・・
近場の低山で避暑するなら沢登りがオススメです!!
今シーズンは他の沢にも行ってみたいと思います!
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・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。