伯耆大山 雪上トレーニング
- 投稿者
- 好日山荘スタッフ
- 日程
- 2010年12月27日 (月)~2010年12月28日 (火)
- メンバー
- 天候
- 風雪→風雪・雨
- コースタイム
- 0840駐車場~元谷1100
1400元谷~1430駐車場
- コース状況
- 27日 膝までのラッセル
28日 膝下までの軟雪
- 難易度
感想コメント
加古川・神戸の若手スタッフで雪上トレーニングに行ってきました!
岡山からは私の知り合いの学生君も参加し、大型テントを持ってきてくれました。
26日からの強い雪で、往路はワカン・スノーシューによるラッセル、
しかし、元谷周辺は激しい風の影響で雪がありませんでした。
28日には一気に気温が上がり、雪・みぞれ・雨が交互に降る最悪の天気でした。
油断していたスタッフはハードシェルがびしょ濡れに・・・
冬用のウェアもしっかり撥水処理しましょうね。
今回は終日、風が強く頂上に向かうのをやめ、トレーニングに専念しました。
トレーニング内容は雪上テント泊などの生活技術のほか、
・雪上支点(スノーピケット、デッドマン、土のう袋)
・弱層テスト
・雪崩救助(ビーコン、プロービング、掘り出し)
・ピッケルワーク(登降、滑落停止)
・雪洞掘り
けっこうお腹いっぱいのカリキュラムですね
いろいろな装備を見せ合って 試して、有意義なトレーニングでしたし、
なによりも厳しい天候の雪山での行動は良い経験になりました。
※新雪→雨→冷え込みというコンディションの上、年末には新雪が予想されますので雪崩には十分にご注意下さい。
(12/31夕、追記)
※最新の報道では、奥大山スキー場で雪崩が発生し、複数の方々が被害にあわれたようです。
今後も日本海側を中心に強い風や、降雪が見込まれます。降雪中だけでなく、晴れてからも雪崩の危険は継続します。
雪崩対策用品の携行も重要ですが、雪崩に遭わないことが最も重要です!
年始にかけての登山・スキーには十分にご注意下さいませ。
※好日山荘登山学校では雪山技術・雪崩対策の講習会も企画しております。
登山教室のページをご参照下さい。
フォトギャラリー
・実際に行かれる際は、現地の最新情報をご確認ください。
・ご自身の技術や体力に合った無理のない登山計画で山を楽しみましょう。